2015/11/07
ちょっと味が落ちてるかなーと感じたのとコストの部分を考慮して少し点数を見直しました。
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築地市場でゴハンを食べるとすると、お寿司とか丼とかに目が行きがちなんだけど、洋食やカレーなども美味い店が多いんですよね。
むしろその道のプロは、海鮮以外を食べているとか。
ボクもたまに築地に行きますが、よく利用するのが築地場内にある「中栄」。
辛口(といっても辛くは無い)のインドカレーとハヤシライスが一緒に楽しめる、合いがけ(ハーフ&ハーフ)がおすすめです。
この店は相当通っていますが、今回初めて「炙りチャーシューカレー」にチャレンジしました。
こちらも「合いがけ」でお願いしました。
中栄特製のスープで煮込んだ2種類のチャーシュー(肩ロース肉とバラ肉)をサッと炙ってカレーにトッピングされています。
うーん、申し訳ないけど、チャーシューはカレーにはマッチしないかな…。
チャーシュー単品で食べると美味しいと思うのだけど、カレーはカレーだけでいいかもしれません。
野菜スープ(並300円、小200円)も美味しいけど、柔らかい玉子の入った味噌汁(100円)も美味しいです。
味噌汁を頼むときは「玉入り味噌椀柔らかめ(ぎょくいりみそわんやわらかめ)ひとつ」というと通っぽいですよ(笑)
ここ数年の新しいメニューとしてあるのが、目玉焼き。
わずか100円で半熟の美味しい目玉焼きがトッピングできます。
しかも、チャーシューのかけらが混じっていてアクセントになってます。
ということで、こちらのオススメメニューは
「インドとハヤシの合掛け」「玉入り味噌椀柔らかめ」「目玉焼き」
ということになりますね。
10年ほど前はインドカレーが400円程度だったと思うのですが、現在では550円に値上げされてしまっています。
インドが安くて、ビーフとハヤシが少し高かったという記憶があるのですが、いまはインド、ビーフ、ハヤシすべて550円の同一価格。
また合がけになると650円に。
それにしても、なんで合がけになると100円高くなっちゃうのだろう?
中栄のカレーは値段の安さも美点だったのですが、年々コスパは悪くなりますね。
そして、味も少し変わったかなという気もします。
以前よりクドく、化学調味料っぽい嫌味が口の中に残りがちなのを感じました。
店名の「中栄」とは「欲張りすぎずに、中ほどに栄えればいい」という先代の経営方針を表しているそうです。
それはそれで渋いですね。
それにしてもここの社長(店長)は客のオーダーをすごく覚えていて、それぞれのお客のいつも注文するメニュー「インド大盛、たまごダブル、キャベツ無し、味噌椀」のような注文やカスタマイズを全部覚えているんですよね!
噂よると3,000名近い常連のオーダーを記憶しているとか!?
これ実際に見るとびっくりしますよ。
来年2016年の秋には、豊洲にできる新しい築地市場に移転してしまうそうです。
こちらの中栄も移転するとか。
どうも移転が遅れそうで、秋から少しこぼれてしまうと聞きました。
個人的にはいまの築地市場の昔ながらの雰囲気が好きなので、移転は少し残念です。
味はかなり普通と言えば普通なのですが、100年以上の歴史がある中栄のカレーは旨いです。
これからもずっと頑張って欲しいですね。
リピあり。(^^)
さて、今日も茂助だんごを買って帰りましょう。(^^)
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