見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

Apple iPad Proなどの大きな画面のデバイスが発売され、またdマガジンやKindleなどの使いやすい雑誌、電子書籍サービスが出てきたことで、以前と比べるとずいぶん電子デバイスで読書がしやすくなりました。

スマートフォンなどでも雑誌や漫画を表示できますが、ピンチアウト(拡大)を必要とせず見開き閲覧できるデバイス=画面の大きなタブレットのほうが断然読みやすいです。

ということで、雑誌・漫画ビューアーとして読みやすい端末のサイズやディスプレイ、アプリケーションはなにか調べてみました。

下の写真は左側が「Apple iPadPro+ComicGlass(アプリ)+自炊データ」、右側が「B6判コミックス(紙の漫画)」の表紙です。

見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

iPadProと実際の漫画を見開きサイズで比較すると
●Apple iPadPro 262.17×196.53mm、画面面積515cm^2、1:√2表示面積486cm^2
●B6判 256×182mm、見開き面積466cm^2
となり、液晶ディスプレイと紙のマンガを開いた見た目がほぼ同じサイズになります。

※雑誌漫画など一般出版物の縦横比は、A4用紙などに代表される1:√2です。

【タブレットの比較】
大きな画面のタブレットを2機種比較してみましょう。

 インチ表記と面積
13.3インチのLenovo YOGA Tablet 2 Proと12.9インチのApple iPadPro。

●13.3インチ 16:9 Lenovo YOGA Tablet 2 Pro 488cm^2
●12.9インチ 4:3 Apple iPadPro 515cm^2
実際に計算してみると、インチ数の小さなiPad Proのほうが画面面積が広いことがわかります。
このように、画面のインチ表記は対角線の長さを記したものであって、画面の面積を表しているわけではありません。

 余白
しかも、雑誌(1:√2)表示する場合、ディスプレイのアスペクト比によった余白が生まれ、実際にはこのとおり12.9インチのApple iPadProの方が圧倒的に大きく1:√2画像を表示することができます。

見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

●13.3インチ 16:9 Lenovo YOGA Tablet 2 Pro 1:√2表示面積 388cm^2、
●12.9インチ 4:3 Apple iPadPro 1:√2表示面積 486cm^2

 画面使用率
見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

(枠外がモニタ比、枠内は1:√2比)
1:√2画像を表示するのに、アスペクト比4:3では余白は約5%ですが、16:9では約20%にもなってしまいます。

 バー
更に、YOGA Tablet 2 Proでdマガジンで雑誌を表示すると、Androidナビバーが下部に約10mm占めることで表示画面が左右までも減ります。
見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び
Lenovo YOGA Tablet 2 ProとApple iPadProにて、dマガジンを表示したところです。

バーにより 16:9のYOGA Tablet 2 Proは、1:√2表示面積が 345cm^2まで縮小され、インチ数が大きいのにiPadProよりも約3割も小さい表示となってしまうのです。
もし類似のバーがiPadなど4:3の画面に下部に付いたとしても、余白に収まり表示面積に変化は無いでしょう。

4:3 Nexus9ナビバー付き 16:9 Nexus6横付きナビバー
見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び
(Nexus9 Nexus6ピンチアウト無しで見開き閲覧は困難です。解像度が高いからと言って細かい字を読み続けると目を悪くするので注意してください。)

Androidのナビバーを隠すアプリもありますが、あまり使用しやすいものではありません。横置きの際ナビバーが横に配置されるものもあるので、購入時はチェックしましょう。任意にナビバーを横に配置するアプリの存在は確認できていません。

WindowsOSであればツールバーを左や右サイドに配置して余白の有効活用ができますが、アプリやソフトにより結局上下にステータスバー、シークバーやナビバー等が出ます。
このことを考えると、見開き使用時の上下に余白がある4:3が理想的だと考えます。

【サイズ以外のスペック】

 重量
250g以上になると長時間手に持っての利用は厳しく、膝や机の上に置いて支えるような使い方になります。
700g以上のiPad Proは購入するまで重いように感じますが、実際は置いて使っているのでそれほど気になりません。
持ち歩きとなると軽いほうが良いのですが、剛性を考慮すると仕方ないようにも思えます。

 ppi
画面の細かさを表すppi(pixel per inch)は、250ppi程度あれば肉眼でドットが見えることはほとんどありません。
雑誌ビューワーでは、200ppi以上欲しいです。

 CPU メモリ
処理速度は特に必要としません。クアッドコア、オクタコアもあまり意味がありません。
ページめくりアニメーションなどはすぐに飽きます。
メモリは最低でも2GBぐらいはないと、アプリによってはカクつきがでるかもしれません。

 OS
Androidの「戻る」ボタンは全てにおいて使いやすいですね。
iOSには統一された戻るボタンが無いのですが、これが操作面において致命的に感じることもあります。
Windowsソフトは一般的にキーボード&マウス操作を前提に作られてるので、タブレット操作にあまり向きません。

 画面の光沢
光沢・グレア、非光沢・アンチグレア(ノングレア)と表記されています。フィルム等でグレアからアンチグレアは比較的綺麗に変更できます。
グレアの方がパッと見た目は綺麗なのですが、特に大画面を手に持つとチラつく反射が気になります。
多少の画像劣化があっても、読書における疲労度はアンチグレアのほうが軽減できるでしょう。
感触もツルキュッからサラサラに変わり、操作性も良くなると思いますよ。

【アプリ/サービス】

 ComicGlass(iOS)
自炊(自分でスキャンしたものなど)に特に有効です。ストリーミング閲覧が可能で、本体のストレージ容量を気にすることなく大容量の読書ができます。
1TBあれば(PCの共有フォルダやNASなどのサーバを利用を想定)、漫画6,000冊程を保存して読めると思います。
このようなストリーミングを使うのであればiPad Proは高額な128GBではなく、32GBでも十分ですね。
上部にステータスバーが出たままですが、iPadの4:3では余白に入るため影響なく使えます。

 マンガミーヤ(Windows)
古いソフトですが、カスタマイズ性に優れ、多機能、高速な漫画用ビューワー。特に自炊用です。

 dマガジン (Android/iOS/PCブラウザ)
160冊以上の人気雑誌が読めます。
記事の内容が少し削除、マスキングされていますが、最新の雑誌はもちろんバックナンバーも読めます。
配信解像度も高いのは良いですね!
立ち読みレベルとして、普段使いの雑誌読み放題サービスとしては秀逸です。
1つの契約(ID)でモバイル端末を5台まで登録できるため、家族の雑誌代が月額432円でOKです!?
自分専用のdocomoIDを持っていても、別途家族用dマガジン専用docomoIDの取得をしたほうがいいかもしれません。
PCブラウザでの閲覧は今のところ台数制限無しですが、異なる環境(違うOS/違うブラウザ/違うIP)からの同時接続はできません。
(2016/3/5現在)

 Kindle (Android/iOS/Windowsアプリ/OS Xアプリ/PCブラウザ)
無料漫画の配布や期間限定で定価1/10ほどの激安漫画などもあることから、インストールしておいて損の無い必須アプリですね。
原本から電子書籍データにしているため、上画像のように見開きの漫画やグラビアが完全に一枚画像になることは自炊にできない利点です。
ただ、配信解像度が低いものがあるのが残念です。
容量や配信デバイスに合わせて解像度を選べるようにして欲しいものです。

 e-ink/電子ペーパー
文字の本を読むなら、e-ink/電子ペーパーは、液晶や有機ELより断然読みやすく疲れません。
画面サイズや比率は読みやすさにはそれほど関係なく、文字の大きさやフォントの方が重要になります。
Kindleは雑誌やマンガを読むのには最上とは言えませんが、文庫本や小説などテキストをメインとした読書には最適なサービスです。
画面が小さい思われる、Kindle Paperwhite(6インチ)でも十分に読書ができますよ。

13.3インチ4:3の電子ペーパーを使ったSONY DPT-S1は、OSなどの今後の発展に期待ですね。
1:√2表示面積517cm^2とiPadProより大きく見れます。論文なども読みやすいようです。

いまのところ、雑誌やマンガをみるなら、Apple iPad Proが最適という結論ですね。
テキスト本であれば、Kindle Voyageがベストかな?

Amazonプライム会員になると、Kindle端末本体が4,000円引きの4,990円、Kindle Paperwhiteが10,280円から買えます。
更にKindleオーナー ライブラリーで1万冊以上のKindle本から毎月1冊無料で読書ができます。

Kindleでの読書生活も良いのですが、ストリーミング閲覧なども可能な見開きの読書に最適なデバイスや環境がぜひ欲しいですね!

Nexus9の処理速度をNexus6と比較

最近Nexsu9というAndroidタブレットの動作が遅くなってきたように思って、一応キャッシュクリアをしたり初期化をしたりできることは試したのですが、あまり調子が良くないので製造元のHTCに修理に出しました。

しかし、HTCからは問題がなかったということで帰ってきました。

一応他の有識者にも確認してもらうために、Nexus6との比較をビデオに撮ってみました。

こうやって見ると「十分速いじゃねーかwww」と言われそうですが、使っていると結構ストレスがあるんですけどね。

この辺、iPad Proなどのほうがサクサク動くのでいいのですが、iOSは戻るボタンが無くて使いづらいですね。

GoogleのPixel CというAndroidタブレットは高性能っぽいんだけど、LTE無しで17万円はボッタクリ。

この中華タブレット「TECLAST P98 4G」なんかは、わりと性能良さそうだけど…。

まともなタブレット無いかな…。

「ちいさなプリンセス ソフィア」というディズニーアニメ

「ちいさなプリンセス ソフィア」というディズニーアニメ

久々にテレビを見ていると「ちいさなプリンセス ソフィア」という、これまで見たことがないディズニーアニメがやっていました。
Wikipedia

ストーリーとしては、どうやら「主人公のソフィアは、靴屋を営んでいた母ミランダの娘で、ごく普通の女の子だったのだけど、母親が国王と再婚したことでプリンセスになってしまった」というお話のようです。

シンデレラのように「使用人同然の扱いを受け虐げられる辛い日々を送っていたものの、その美貌でプリンセスの座をゲット!」っていうような自身の美貌とは関係無くしてプリンセスになった、庶民派の女の子のようです。

ソフィアファンの方には申し訳ないですが、ソフィアはちょっと…「ブサかわ」ではないでしょうか。(笑)
「ちいさなプリンセス ソフィア」というディズニーアニメ

目も大きいし可愛いのですが、絶世の美女というわけではないようです。

ちょっと団子っ鼻な気もしますね。
眉毛も下がり過ぎかな?
頬も赤くて田舎っぽいかも?

まあ、十分に愛らしくカワイイ顔ですけどね。
(ボクはそういう趣味はないです)

等身大のプリンセスだそうです。

「ちいさなプリンセス ソフィア」というディズニーアニメ

こちらからYoutubeで第1話をまるまる無料で見れますよ!

見てみると、世のちびっ子が夢中になるのも納得ですね。

Windows10ですぐにGodModeを使う方法

Windows10ですぐにGodModeを使う方法

Windows7からWindows10になって面倒になったもののひとつが、Windowsの設定などが煩雑になったこと。

その悩みを解決するのが「GodMode」。
Windows10ですぐにGodModeを使う方法

「GodMode=神モード」は、コントロールパネル内の設定項目を種類ごとにまとめてある便利モードのことです。

表示される設定項目は「RemoteAppとデスクトップ接続」「Windows Defender」「Windowsファイアウォール」「インターネットオプション」「インデックスのオプション」「エクスプローラーのオプション」「キーボード」「コンピューターの簡単操作センター」「サウンド」「システム」「セキュリティとメンテナンス」「タスクバーとナビゲーション」「ディスプレイ」「デバイスとプリンター」「トラブルシューティング」「ネットワークと共有センター」「バックアップと復元」「ファイル履歴」「フォント」「プログラムと機能」「ホームグループ」「マウス」「ユーザーアカウント」「ワークフォルダー」「音声認識」「管理ツール」「既定のプログラム」「記憶域」「言語」「個人設定」「資格情報マネージャー」「自動再生」「色の管理」「地域」「電源オプション」「電話とモデム」「同期センター」「日付と時刻」に分かれており、すべてを合計すると227項目にも上ります。

ちょっとググれば使い方はわかると思いますが、GodModeを始めるのはちょっと面倒。

ということでカンタンに使えるファイルを作りましたので、こちらからダウンロードしてお使い下さい。

一応ウイルスチェックもしてあります。

ダウンロードしたZIPファイルを開いて、デスクトップなどに配置。
GodModeアイコンをダブルクリックすれば、すぐにGodModeを使うができます。
(ほとんどのWindows10パソコンで使えるはずです)

初めてクリックすると「セキュリティの警告」がでますが、問題ありません。
「このファイルを開く前に常に確認をする」のチェックを外せばOK。

お約束ですが、万一問題が起きても自己責任でお願いします。

Windows10ですぐにシャットダウンなどができるショートカット

Windows10ですぐにシャットダウンなどができるショートカット

Windows7からWindows10になって面倒になったもののひとつが、パソコンの「シャットダウン」や「再起動」「スリープ」「ログオフ」の操作。

ちょっとググれば、これらの「シャットダウン」や「再起動」「スリープ」「ログオフ」がワンタッチでできるショートカットが作成できることがわかります。

でも、作るのが面倒。

ということでカンタンに使えるショートカットを作りましたので、こちらからダウンロードしてお使い下さい。

一応ウイルスチェックもしてあります。

ダウンロードしたZIPファイルを開いて、デスクトップなどに配置します。
あとはショートカットアイコンをダブルクリックすれば、一発でシャットダウンなどができます。
(ほとんどのWindows10パソコンで使えるはずです)

初めてクリックすると「セキュリティの警告」がでますが、問題ありません。
「このファイルを開く前に常に確認をする」のチェックを外せばOK。

お約束ですが、万一問題が起きても自己責任でお願いします。

おうちでつくるご馳走 ~ 喫茶店のナポリタン

たまーに食べたくなるのがナポリタンスパゲティ。

喫茶店で食べるのは美味しいのだけど、なかなか美味しい喫茶店がなかったりして、いざ食べたいときに食べられないこともありますね。
お手軽なナポリタンのソースが入ったレトルトなどもありますが、あまり美味しくなかったり。

ということで、おうちでカンタンに喫茶店のナポリタンを再現して食べちゃいましょう。

材料(2人分)
・パスタ(太め)…200g
・玉ねぎ…1/2個
・ピーマン…2個
・ニンジン…1本
・ウインナー…5~6本
・ベーコン…1枚(適量)
・サラダ油…大さじ1
・★トマトケチャップ…大さじ4
・★牛乳…大さじ3
・★ソース…小さじ1
・★さとう…小さじ1
・★しょうゆ…小さじ1
・★コンソメ…小さじ1
・塩こしょう…少々
・バター…10g
・玉子…2個
・塩…適量
・粉チーズ…適量
・タバスコ…適量

下準備
1.玉ねぎ、ピーマン、ニンジン、ウインナー、ベーコンを食べやすい大きさに切る。
2.★の材料を混ぜておく。

作り方
1.フライパンにサラダ油を少々入れ、目玉焼きを作る。出来上がった目玉焼きはナポリタンを盛る皿に乗せておく。
2.鍋に水を入れ、塩を適量いれてパスタを茹でる。
3.目玉焼きが焼き終わったフライパンに、玉ねぎ、ピーマン、ニンジン、ウインナー、ベーコンを入れてよく炒める。
4.★のソースをフライパンに入れて少し煮詰める。
5.茹で上がったパスタを投入し、塩こしょうとバターを入れて味を整えて馴染むようによく混ぜる。
6.目玉焼きが乗った皿に、目玉焼きの上から豪快にナポリタンパスタを盛り付ける。

食べるときは、お好みで粉チーズとタバスコをかけて。
途中から半熟の目玉焼きが出てきて、濃厚さがプラスして美味しいです。
(゚д゚)ウマー

よくある質問
Q.1 なぜ目玉焼きを後から焼かないのか?
A.1 ナポリタンが完成してから目玉焼きを焼くとナポリタンが冷めてしまうためである。
ナポリタンと目玉焼きを同時に作るのは、フライパンが2つ必要だし煩雑であるため先に目玉焼きを焼いたほうが調理が容易である。

Q.2 なぜ目玉焼きをナポリタンの上に乗せないのか?
A.2 目玉焼きを乗せた別皿からナポリタンの上にのせる工程が面倒だからである。
また、少し冷めつつある目玉焼きをナポリタンの上に置いた場合冷たさが気になるケースがあるだろうが、目玉焼きを熱々のナポリタンの下におくことで熱さが保たれるため。

そういえば某ナポリタン専門店では、パスタ麺を前日にあらかじめ茹でておくとのことですよ。
これは、もっと研究の余地がありそうですね。

というわけでまだ課題はありますが、簡単、安い、うまい、の三拍子そろったスパゲティを是非お試し下さい!
(^^)

ダシが有名なお店のお茶漬け ~ 日本橋 日本橋だし場 はなれ

ダシが有名なお店のお茶漬け ~ 日本橋 日本橋だし場 はなれ

今日は日本橋に出没。
時間はランチ時間も過ぎた遅い午後。

昼ごはんを食べるタイミングを逃してしまったのだけど、次の予定までに25分しか時間が無い!
そんな中、ふと以前に日本橋に「ダシ」が楽しめるイートインがあるとネットの記事で見たのを思い出した。

コレド室町の1階にそれらしいお店があったのですが、時間も無いのであまりメニューなども見ずに突撃しました。

オープンカフェのような広い空間で、店内はオシャレな喫茶空間のよう。
ささっと席に案内され、窓際のテーブルに座りました。

「ほー、こういう所でダシを楽しませるとはなかなか面白いですね、で、食べ物は?」とメニューを見ても、ネットで見た「カツオめし」とか「鯛めし」がありませんね。
肝心のダシも無い。

「うーん、時間が無い。けどお腹すいたし、とりあえずお茶漬けにしよう」とお茶漬け(700円)をオーダー。

3分ほどで、お茶漬けが到着。
「ゴハン少なっ!」とびっくりデス。

ゴハンにポットに入ったダシをかけて、テーブルにあった鰹節をたっぷりとかけます。
「ズズッ」と食べると、これはわりと安心感のあるお味ですね。

山葵や佃煮を入れながら味の変化を楽しみますが、ちょっと量が少ないかな。
お代わりをもらおうかと思う暇もなくタイムアップ。

ささっとお会計を済ませて、次の目的地に向かいました。

うーん、この時間は日本橋でまともにやってる飲食店が少ないけど、これなら久々にそばよしでも行けば良かったかな…??

帰りの道中、「それにしても日本橋だし場で、なんでダシが飲めなかったのだろう?」とスマートフォンで調べていると、今日行った店は「日本橋だし場 はなれ」で、行きたかった店は「にんべん日本橋本店 日本橋だし場」でした。

「違う店じゃねーかwww」と1人で笑ってしまいました。

まあ「はなれ」のほうはコスパが良いとは言えませんが、ちゃんとしたメニューをゆっくりと楽しむにはいいのかもしれません。
次は「にんべん日本橋本店 日本橋だし場」のほうに行って、ダシおこげやおでんや鯛めしを食べてみたいです。

「日本橋だし場」と「はなれ」を合わせたトータルとしてみればリピあり。(^^;)

日本橋だし場 はなれ

昼総合点★★★☆☆ 3.1

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大阪で有名な甘辛カレー ~ 小川町 上等カレー 神田小川町店

大阪で有名な甘辛カレー ~ 小川町 上等カレー 神田小川町店
大阪で有名な甘辛カレー ~ 小川町 上等カレー 神田小川町店

神保町付近で用事を済ませて歩いていると、なにやらあまり見たことがないカレー屋さんを発見。
上等カレーというお店ですが、どうやら神田カレーグランプリ2015で優勝したとのこと。

本当はカレーグランプリとかTRY(東京・ラーメン・オブ・ザ・イヤー)、カー・オブ・ザ・イヤーなど(業界最高権威(笑))はあまり好きでないのですが、優勝店と言われると試してみないといけないでしょう。

調べたところ正式名称は「福島上等カレー」ということで、大阪府大阪市福島区にそのルーツがあるようです。
大阪の福島には半年ぐらい住んだことがあるので、個人的にちょっと愛着が湧きそうです。

伺ったのは平日の夜。
カレースタンド系でカウンターのみのお店です。

まずは入り口にある券売機で食券を買います。
どうやら「とんかつカレー」というカツカレーがイチオシのよう。

なので「とんかつカレー」(880円)のライス大盛(100円)とラッキョウ(30円)を食べることにします。
生卵のトッピングは無料だそうです。

店内は割と明るく、清潔感があります。
カウンターにランチョンマットが敷いてあるのはちょっとお洒落ですね。

大阪のカレーといえば、インディアンカレーやせんば自由軒、船場カリーなどが有名ですが、どのお店も東京ではそんなに順風満帆とは言えないようですね。

特に船場カリーなどは神保町に出店したものの早々に撤退していますから、東京と大阪では味の好みに違いがあるとはいえ、東京のカレーのレベルが高いことが伺われます。
(大阪のカレーのレベルが低いとは言っていません)

お水はセルフで注ぐのですが、カレーが出てくる前に少しだけ水をテーブルにこぼしてしまいました。
あまり気にならなかったのでそのままにしておきましたが、店員さんがカレーを持ってくる前に拭いてくれました。

この店員さんの対応は個人差だろうとは思いますが、こういう方が働いているお店は良い印象を受けますね。

と、カレーが出てくるまで少し時間がかかったのは、カツを揚げていたからだと思います。

わりと大きめの皿に盛られたルーはドロっとした感じです。
想像していたよりはちょっと上品な雰囲気です。

一口食べてみると、これは和風な感じがして結構甘味が強いですね。
しかし、食べていくうちにスパイスの辛味も感じます。

これは方向性として、日乃屋のカレーと似ていますね。
そういえば、日乃屋も神田カレーグランプリで優勝していましたが、神田カレーグランプリはこういう系統のカレーが好まれるのかもしれないですね。

カツはかなり薄めの肉を使っていますが、バランスは良く美味しいです。
油臭くも無く、歯でしっかりと噛みきれます。

肉の旨味などはあまり感じませんが、あまりカツが主張しすぎずにカレーにマッチしています。
少し衣が剥がれやすいのが気になりましたが、カツカレーのカツとしては合格点です。

蒲田のとんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺのカツを食べてから、カレーには厚すぎるカツは合わないという結論になっています。

半分ぐらい食べたところで生卵を潰します。
これは卵好きの方ならハマル感じで、かなり濃厚でルーにピッタリ。

もう一つ卵を追加したいな、と思いましたが、今日はすでに玉子を2個食べていたので止めておきました。

大阪カレーのもう一つの特徴が、ピクルスらしいですが、これは酸っぱすぎて口に合いませんでした。
また、福神漬けもちょっと乾燥気味で好きなタイプではありません。
福神漬けはもう少し茶色くて水気があるほうが好みです。

ただ、福神漬けとピクルスは無料なので、好きは人にはいいかもしれません。

別売りのラッキョウは、可もなく不可もない至って普通な感じ。

辛さが足りない人は、テーブルにスパイスが置いてあるので、それをかけると味の調整ができますね。

ルーはちょっと少なめのような気がします。
ボクはいつもルーを残し気味なので、普通の人だったら、ライス大盛の場合はルーも多めにしたほうがバランスが良いと思います。

全体的な評価としては、普通に美味しく頂けるという感じで、普段使いには良いカレーだと思います。
例えば、自宅やオフィスの近くにあったら嬉しい感じで、持ち帰りとかできたら使い勝手が良いでしょうね。

ただ、カレーの街、神田・神保町界隈で商売していくには、ちょっと戦闘力不足かなぁという気もします。
この辺りのカレー屋は、もう少し華やかで、普段は食べない「ハレの日のカレー」みたいなイメージがありますね。

神保町界隈では、ここでしか食べられないような、スパイスや具材にこだわった欧風カレーやインドカレーのお店が多い印象ですから。

あと店名は「福島上等カレー」の「福島」をあえて残して欲しかったですけどね。
まあ、東京だと大多数の方が福島県のほうを連想するでしょうけど。

とはいえ味は決して悪くは無く、平均以上のレベルだとは思うので、是非とも東京のカレーの街でも頑張って欲しいと思います。
平日は23時までとわりと遅くまで営業しているので、使い勝手はいいですね。

次は、エビカレーに温泉卵を乗せて食べてみたいです。
リピあり。(^^)

P.S.最近カメラがちょっと欲しくて一眼レフが気になるのですが、食べ物屋で写真を撮るのに大きなレンズ(18-140mmや18-200mm)を使うと結構大げさで目立ちすぎのようにも思います。
かと言って、普段からレンズをいくつも持ち運ぶわけにはいかないですし。
18-55mmぐらいの比較的小さめのズームレンズをつけた入門クラスの一眼レフでも1kgぐらいあるので、やっぱり普段使いは無理かなぁと。
じゃあ、ミラーレスか大きなセンサーの高級コンデジにしたらいいかなとも思いますが、それでも持ち運びが面倒なので、やっぱりスマートフォンのカメラでもいいかなって思って悩んでいます。(苦笑)

上等カレー 神田小川町店

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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優しい味のネパールのカレーと家庭料理 ~ 巣鴨 プルジャダイニング

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優しい味のネパールのカレーと家庭料理 ~ 巣鴨 プルジャダイニング
優しい味のネパールのカレーと家庭料理 ~ 巣鴨 プルジャダイニング

最近カレーにはまっていますが、巣鴨に美味しいネパールのカレー屋さんがあると聞いてきた。
ここプルジャダイニングは、知っている人は知っている有名店だそうで、食べログの評価もなかなか良いです。

場所は巣鴨駅から大塚方面へ山手線に沿って5分ぐらい歩いたところにひっそりとあります。
プルジャさんがやっている食堂という意味の店名だそうですが、店構えもかなりその辺の食堂っぽくて変な着飾りはありません。

伺ったのは平日の夜。
アルミサッシの飾らないドアを開けると、テーブル席と小さなカウンター席があります。
店内はそんなに広くはありません。

先客は4名の女子会+男性1人でした。
奥のテーブルの上で豆みたいなものを乾燥している最中のようで、数少ないテーブル席をひとつ潰していました。(笑)

こちらには初めて来たので、まずはベーシック系のカレーを頼むことにします。
チキンカレーセット(750円)にしました。

内容はライスにスープチキンカレー、タルカリ、アチャルのセットです。
それと、モモというネパール流の蒸し餃子(550円)も頼みました。

ネパール料理は東京にも食べログには496件の登録がありますが、ここプルジャダイニングは星3.78で1位となっています!
また、全国では1,499件登録があって、ここが日本一です!

ネパールが隣接するインドやチベットの料理の良い所を取り出した料理らしく、日本流に食べやすくアレンジしてあるそうです。
油分が少なくて、栄養素も多いとのこと。

そんなに待つこと無く、まずはチキンカレーセットが到着。
カレーの色は辛そうですが、味わいは優しくて丸みがあります。

決して単調な味ではなく、最後まで飽きずに食べられますね。
ゴハンも調度よい炊き加減でした。

タルカリとは野菜のことで、付け合せですね。
アチャルは漬物のようですが、これも美味しく頂けました。

ちょっと遅れて出てきたモモは、蒸した餃子ですね。
皮はちょっとモチっと、少しネチャっとしていますが、勢い良く噛むと中から肉汁がピューと飛び出てきます。
これは注意が必要ですね。

餡は豚肉や羊肉、キャベツや玉ねぎが入っているそうで、ジューシーで美味しいです。
トマト味のタレにも合っています。

これは酒が進むかもしれないですね。

正直、ボクはあまり南アジアや東南アジア系の料理はスパイスの癖や香草の匂いが合わなかったりするので苦手なケースが多いのですが、こちらの料理はわりと食べやすかったです。
比較的値段もお手頃なので、たくさんの人と来ていろんな料理をシェアして食べるのも楽しいと思います。

また、夜は23時までやっているとのことで、わりと使い勝手がよいですね。

家に帰ってきてから知ったのですが、食べログなどでクーポンが配布されていてソフトドリンクなどがサービスとなるようです。
こういうお店ではラッシーやネパールティー(紅茶)などを飲んでみたいですね。

味よし、雰囲気よし、値段よし、のお店なので、ハマル人にはハマルと思います。

次は、発酵干し野菜「グンドゥルック」や「フライドマトン」など、もう少し上級者向けの一歩踏み込んだネパール料理にチャレンジしてみたいと思います。
リピあり。(^^)

プルジャダイニング

夜総合点★★★☆☆ 3.9

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