あなどれない立ち食いそば ~ 池袋 いわもとQ 池袋店

あなどれない立ち食いそば ~ 池袋 いわもとQ 池袋店

食べログで異常に点数の高い立ち食いそば屋があるので行ってみた。

いわもとQ、聞いたことが無い。

店舗は高田馬場、新宿歌舞伎町、池袋、神保町と4店舗とまだまだ少ないけど、これから伸びそうな新興勢力。

W海老天そばの並盛をオーダー。
「もり」「かけ」「ひや」の3種類から選べますが、ここは「もり」にします。

これが、立ち食いそばとは思えないほどのクオリティ。
蕎麦も天ぷらも普通に美味しいって言えるレベル。
(とはいえ、高級天ぷら屋さんとかと比べてはいけません)

これが数百円で食べられるのだから、たいしたもの。

いわもとQのポリシーとして、プロが作った時間が経過した食べ物よりは、素人が作ったできたてのほうが旨い、というものがあります。
そのため、蕎麦も天ぷらもできたて、茹でたてのものが提供されます。

たいてい飲食店の場合、小規模のお店はこだわりは出せても、仕入れ原価(仕入れる量)の問題で原価を安くはできないんだけど、いわもとQはあまり多店舗展開していないのに頑張っている感じ。

もともと蕎麦が好きなのでマズイ立ち食い蕎麦はあまり食べないのですが、ここは立ち食い蕎麦としては屈指のクオリティです。
なかなかオススメですね!

次は、天丼とのセットを食べたいです。
リピあり。(^^)

いわもとQ 池袋店

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆

世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆
世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆
世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆
世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆
世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆
世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆
世にも珍しいカツ丼専門のお店 ~ 渋谷 瑞兆

渋谷にちょっと変わったカツ丼専門店があると聞いてきた。
こちら瑞兆(ずいちょう)は、普通のカツ丼とは違った、個性あるカツ丼を出すらしいです。

伺ったのは平日の夜。
食べログでは最寄り駅が京王井の頭線神泉駅とありますが(11分、900m)、実際はJR渋谷駅のハチ公改札口ほうが(9分、750m)と近いです。

渋谷センター街を抜けた、宇田川通りという道沿いにあります。
井の頭通りから宇田川交番前を左に入っていく感じですね。

ちなみに渋谷川の支流である宇田川が、宇田川通りの地下を流れているそうです。

ご存知の通り渋谷センター街は非常に活気のある場所ですが、宇田川通りに入ってしばらくすると、かなり人通りが少なくなって寂しくなります。
女性などは不安感を覚えるような感じの雰囲気もありますね。

お店は宇田川交番から3分ほど歩いた右手にあるビルの中にあります。
雑居ビルなのか、少しわかりにくいですね。

和風で綺麗な、わりと清潔感のある店内です。

カウンター8席ほどの小さなウナギの寝床のようなお店で、ボクが伺った時は先客が6名。
右奥の席に2席空いているのですが、食べている人の席を引いてもらわないと入れないぐらいキツキツの店内です。

メニューは「かつ丼」(1,000円)と「ビール(中)」(500円)のみ。

「大盛にしますか?」店員さんから聞かれますが、最初なので並をオーダーします。

「カツ丼専門店」というのはありそうでないような世にも珍しい形態ですが、それにしても「ロース」も「ヒレ」の指定も無い「かつ丼」オンリーなのは潔いですね。
いまは牛丼チェーンですら、うな丼や豚丼などいろんなメニューを展開していますからね。

店員さんはかなり若い男性の調理人と相当若い女子高生ぐらいのスタッフ。
どちらも非常に明るくて笑顔と対応が良いです。

よく考えてみると、ここは渋谷ですから年齢が若いのでしょうか?
(そんなことは関係無いと思いますが…)

まず最初に出てきたのは、お漬物とお吸い物。
お吸い物は「熱いのでお気をつけ下さい」と言われましたが、確かにアツアツでした。

こちらでは作りおきせずに、オーダーがあってから揚げたてのカツを出してくれます。
まあ、これはまともなトンカツ屋なら当たり前のことではありますが、ファストフード的なお店だと作り置きも珍しくはないですからね。

ほどなくして出てきた「かつ丼」にはフタがしてあって、カツがちょっぴりはみ出ています。
特別大きなカツではないので、丼からちょうどピッタリはみ出るような肉のサイズと配置にしているような感じです。(笑)

フタをあけてみると、これはかなり変わったカツ丼ですね。
タマゴは薄焼きのようになっていて、その上にサクサクのカツが乗っています。

そして、カツとタマゴの上に、かなり多めの甘辛いタレがかかっていますね。

一般的な丼のタマゴの中には「玉ねぎ」や「長ネギ」などが入っていることがありますが、こちらは野菜が何も入っていません。
かなりシンプルですね。

まずはカツをパクっとひとかじり。
ほー、こういう感じですか。

カツはかなり薄くて6mmぐらいの厚さ。
トンカツが厚い=ウマイってわけではないので、この厚さでも問題は無いです。

多少タレはかかっていますが、かなりサクサク。

ただ、カツが旨い!って感じはありませんでした。
脂身も少なかったのですが、ロースカツの旨味の成分である脂のうまさもありません。

タマゴはフワトロではなく、そこそこ火が入ってます。

なので、カツとタマゴが良い感じで絡んでいるっていうよりは、カツを食べ、タマゴを食べ、ゴハンを食べ、っていう感じになりましたね。

タレの甘さは人によって好き嫌いが出るでしょうが、あまりクセはありません。

今回は並盛りにしたのですが、想像以上にゴハンが少なかったですね。
最後のほうになるとカツとタマゴが余ってしまいました。
(これはボクのライスコントロールが下手だったせいもありますが…)

ボリュームの目安としては、吉野家の牛丼の並より若干ゴハンが少ない印象でしょうか。

味はシンプル故に単調になりがちではあります。
大根とゴボウの漬物、お吸い物が唯一口の中の味を変えるものとなります。

七味唐辛子などの調味料でもあったほうが良いようにも思いますが、どうでしょうか?

全体的には味は悪くはないですし、変わった独創的なカツ丼ということで評価できると思います。
これは福井の「ソースかつ丼」や新潟の「タレかつ丼」とも違いますしネ。

1,000円は内容を考えると安いようにも思いますが、ボリュームと満足感からすると、もう一声!という感じもします。
和風テイストの変わったカツ丼で、わりとあっさりと軽く食べられるので女性にも良いと思います。

他では類似のカツ丼はあまり食べられない希少性があって、味もそこそこいけるので一度食べてみても後悔はしないと思います。

次は大盛を食べてみたいですね。
リピあり。(^^)

瑞兆

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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