都内最安?なトンカツ定食 ~ 東十条 みのや

都内最安?なトンカツ定食 ~ 東十条 みのや
都内最安?なトンカツ定食 ~ 東十条 みのや
都内最安?なトンカツ定食 ~ 東十条 みのや
都内最安?なトンカツ定食 ~ 東十条 みのや
都内最安?なトンカツ定食 ~ 東十条 みのや

東十条に「トンカツ好きなのに知らない人はモグリ?」という知る人ぞ知るとんかつ屋がある、という食べログのレビューを見てきた。

東十条に来るのは初めてですねぇ。
こちら「みのや」は東十条駅からすぐの場所にあるトンカツ屋です。
マスコミにも出ているらしいですね。

伺ったのは、平日の夜。
こちらの最大の特徴はコストパフォーマンス。

このご時世に、トンカツ定食が550円です!!
高級カツレツのぽん多本家の「ご飯・赤だし・おしんこ」セットが540円ですから、この安さには笑ってしまいますね。

店内は結構広くて、カウンターとテーブル席の両方あります。

初めて伺ったので、やはりここは「ロースとんかつ定食」(550円)を頼みます。
ツレは「海老フライ定食」(550円)にします。

ポテトサラダやマカロニサラダを別に注文しようかと思いましたが、マカロニは添えてあるようですが、量がわからないのでとりあえず様子をみることにしました。

客層はほぼ男性ばかりですね。
ちょっとヤンキー系の人が多いように思いました。(笑)

あまり待つこと無く出てきたとんかつ定食は思ったよりもサイズが大きいです。
キャベツも多くて、マカロニもちゃんと量があります。
これには驚き!

エビフライは普通サイズのものが2つ乗ってます。

一口食べてみると、衣はサクっというよりは、バリバリ、ガリガリといった感じ。
これは好みが別れますね。

肉はちょっと歯ごたえがあって風味は薄いですが、脂身が乗っているところは結構とんかつを食べている感じがあります。
豚肉は輸入肉らしいですが、それは仕方ないですね。

マカロニはプヨプヨになっていますが、まあ、まずくはないです。

エビフライも中の海老の味が良く分かるという感じではありませんが、まあ、食べられます。

豚汁は、豚汁というよりは豚肉の破片とキャベツが入った味噌汁という感じですね。

激安とんかつといえば、
両国と高田馬場にある「いちよし」のロースカツ定食 690円
上野と御徒町にある「山家」のロースカツ定食 700円
「かつや」のロースカツ定食 745円
神保町にある「いもや」のとんかつ定食 800円
などがあると思いますが、やはり「みのや」の550円というのは頭ひとつ出て激安ですね。

ちょっと気になったのは店員さんの食器の扱い雑さで、ガチャンガッチャンと相当雑です。
こういうところを見ると値段相応だなと悲しくなりますね。
せっかく安くて良い料理を提供しているので、もう少し頑張ってくれれば雰囲気がよくなります。

壁掛けの液晶テレビが時々ノイズだらけになって、ひどい音を出すのもご愛嬌でしょうか。

確かに、こちら「みのや」を知らないでとんかつを語るのはモグリかもしれないですね。
ぽん多本家の1/6の価格ですが、しっかりとんかつ定食はしています。

安くてもちゃんと食べられるとんかつ定食になっているのには驚きました。
その辺の街のとんかつ屋だと1,000円ぐらいでも一口でお会計をしたくなるような不味いトンカツも少なくないですから。

最高の食材と腕を使った料理はもちろん良いですが、安さ、コストパフォーマンスも大切な要素ですね。
とんかつは庶民の食べ物ですからね。

東十条にはなかなか来ることはないですが、トンカツ好きなら一度は来ておきたいお店には間違いありません。
リピあり。(^^)

みのや

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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上野の老舗の美味しいカツレツ ~ 御徒町 ぽん多本家

上野の老舗の美味しいカツレツ ~ 御徒町 ぽん多本家
上野の老舗の美味しいカツレツ ~ 御徒町 ぽん多本家
上野の老舗の美味しいカツレツ ~ 御徒町 ぽん多本家
上野の老舗の美味しいカツレツ ~ 御徒町 ぽん多本家

上野といえばトンカツ。とんかつといえば上野。
その上野でも、こちら「ぽん多本家」は、上野とんかつ御三家のうちのひとつです。

「双葉」はすでに閉店していますから、いまは「蓬莱屋」と「とんかつ御ニ家」になりますかね。

この日は都内でランチMTGでしたが、先方からの要望で「場所はどちらでもいいから美味しいお店に行こう」ということでここになりました。

伺ったのは、平日のお昼、13時過ぎぐらい。
こちらはずいぶん久しぶりですが、食べログをレビューするようになってからは初めて来ました。

ちょっと薄暗いお店で、2階のテーブル席に案内されました。
メニューには、いろいろフライ系の料理が並んでいますが、迷うこと無く「カツレツ」(2,700円)に、「ご飯・赤だし・おしんこ」(540円)をもらいます。

ほどなくして出てきた「カツレツ」は薄いきつね色で美味しそう。

というか、最初に「カツレツ」本体が出てきて、後からご飯や赤だしが出てきますが、まずは先にご飯などを持ってきてもらいたいですね。
カツは揚げる時間を見計らって、ちょっと先にご飯を配膳して、すぐに熱々のカツを頬張れるように手配して欲しいものです。

最初は塩をつけて一口食べると、少ししんなりとしていますが、ジューシーです。
他のお店と違って感じたのは、肉にはもちろん旨味がありますが、衣にも甘みと旨味が感じるところですね。

ソースは薄いウスターソースです。
名前が「カツレツ」というから、「ザ・とんかつ屋」というよりは、洋食屋だったのかもしれません。

こちらのカツレツは味はお値段なりに美味しいですが、若者が好きなガッツリしたタイプではありません。
蒲田の丸一のように、ラードを使って肉々した感じではないですね。

これは人によって好みもありますが、ボクはガッツリ系のほうが好きです。

カツも美味しいのですが、ご飯や赤だしも美味しいですね。
特にご飯は良い風味の炊きあがりでした。

トンカツ(カツレツ)の定食が3,240円というのは、価格はほぼ最高クラスといえるでしょうね。
ブランド代が乗っているので、適正価格は2,000円ぐらいかなと思いますが。

「美味しいカツレツ」を食べたいのであればこちらも良いと思いますが、「美味しいトンカツ」を食べたいのであれば、コスパを差し引いたとしても、蒲田にある丸一、檍、鈴文などのほうが満足度は高いかなと思います。
まあ、好みの部分もありますけどね。

上野には他に安くて美味しいトンカツ屋が結構ありますから、こちらへの再訪は少ないかもしれませんが、次はビーフシチューかポークソテーを食べてみたいですね。
リピあり。(^^)

ぽん多本家

昼総合点★★★☆☆ 3.7

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最先端系のこだわりラーメン ~ 駒込 麺処 きなり

最先端系のこだわりラーメン ~ 駒込 麺処 きなり
最先端系のこだわりラーメン ~ 駒込 麺処 きなり
最先端系のこだわりラーメン ~ 駒込 麺処 きなり
最先端系のこだわりラーメン ~ 駒込 麺処 きなり
最先端系のこだわりラーメン ~ 駒込 麺処 きなり
最先端系のこだわりラーメン ~ 駒込 麺処 きなり

駒込にずいぶん評判の良いラーメン屋ができたと聞いてきた。
「麺処 きなり」というお店で、食べログで調べてみると、6名のレビューで星は3.63、早くもTOP5,000にランクインしています。

ただ、これでも新しいお店なので、食べログの点数は低めに計算されていると思います。

「麺処 きなり」のレビューの多くは影響力が強いと推測されるレビュアーさんが高く評価しているので、ボクぐらいの中級レビュアーがあと10名ほど3.8ぐらい程度の点数をつけたとしても、お店の点数は4点を超えてもおかしくないと思われます。(ひろぶろぐ総研予測 2015/07/16現在)

すなわち、このお店は人気店になっていくものだと思われます。

伺ったのは平日の夜。
この日は35度を超えるぐらいの暑い日でした。
夜になっても暑さが引かないので、冷たくてさっぱりとしたものが食べたくてこちらに来ました。

いつものマイルールですと、初めて来たお店ではその店の一番ベーシックなものを頼むので、こちらでは「醤油そば」を頂くと思うのですが、今回はいきなり夏季限定メニューの「冷やしつけそば」からチャレンジです。

お店は駒込駅から少し離れた場所にあって、昔はここに違うラーメン屋があったそうです。
周りにはそんなに飲食店が並んでいるわけではないので、地図が無いと少し迷ってしまうかもしれません。

カウンターのみ8席ほどの小さなお店で、白を基調とした清潔感のある内装です。
6月にオープンしたばかりなので、カウンターなどはまだ新しい感じがしますね。

店の奥にある券売機で、食券を購入します。

「冷やしつけそば」の大盛(850円)と「炊き込み飯」(150円)にします。

こちらはワンオペというか、店主がひとりで調理から洗い物までやっています。
なので、8席しかないとはいえ、混雑時には少し待たされることになるかもしれません。

先客は2名でしたが、途中からどんどんお客さんが来てほぼ満席になりました。

今回は食べログで予習をしてきたので、冷やしつけ麺は烏賊(いか)の味がするそうで楽しみです。
券売機にも
「イカの塩辛 濃い煮干、苦手な方…おススメ出来ません…」
と書いてありますね。

ほどなくして「つけそばのつけダレ」が来ました。
おー、なんだかタレの表面が虹色に輝いていますよ。

そして、麺は結構量が多い!
キュウリやレモン、シソが爽やかな感じです。

一口食べてみると、濃い感じ!
濃いというかコクと旨味が凝縮されている感じ。
煮干しの旨味と烏賊のハラワタならではの苦味が効いていますね。

麺はツヤツヤとした平打麺。
思った以上に気持よくタレとよく絡みます。

このタレは途中でややクドいかなと感じるのですが、そこにキュウリを混ぜてみたりすると、一転爽やかになるのです。
シソで口の中を洗い流す感じにしたり、レモンでタレの変化を楽しんだりとなかなか飽きずに一気に食べられます。

炙った烏賊は、単独で食べると居酒屋のイカっぽい感じですが、麺と一緒に食べるとチャーシューっぽくなりました。

今回は近くのラーメン屋「カボちゃん」が臨時休業とのことで、カボちゃんのチャーシューをもらったのでサービスでどうぞ、と一皿頂きました。
仲がいいんですね。

「カボちゃん」とかの低温調理系のチャーシューは、正直あまり好きなタイプではないのですが、こうして別皿で味わって食べてみると風味がわかりますね。
あまり好きではないとはいいましたが、十分に美味しいチャーシューです。
ごちそうさまです。

ボク好きなチャーシューのタイプは、もっと肉と脂の旨味がジュワーっとしてとろける、古典的なチャーシューや煮豚ですね。

最後にスープ割が出てきました。
とっくりに入った煮干しのスープなんですが、単独で舐めてみるとかなり薄いと思ったのに、ダシと割ってみても結構濃いままでしたね。
このつけそばのタレはかなり濃厚というか、旨味成分が凝縮されている証拠かなと感じました。

「炊き込み飯」はこれだけで一品料理になるぐらい手が込んだ感じです。
チャーシューが入った炊き込みで、酸っぱいレモンが乗っています。
「冷やしつけそば」も複雑な味ですが、こちらも相当味わい深いゴハンですね。
こちらの炊き込み飯はぜひ食べてもらいたいです。

「冷やしつけそば」は大盛にしたせいか、かなりお腹いっぱいになりました。
満腹感と満足感の両方がありますね。

「きなり」の「冷やしつけそば」は好き嫌いの好みが別れる料理だと思いますが、なかなか面白いです。
かなりこだわりがある料理で、途中で「はたしてこれはラーメン屋なのか?」「ラーメンの定義とはなんだろう?」とか思ったりもしました。

最初から変わったメニューを頼んだせいもありますが、相当チャレンジ感がある料理だと思いました。
次は普通の醤油そばを食べてみたいです。
これからに期待できるお店ですね。

リピあり。(^^)

麺処 きなり

夜総合点★★★★ 4.1

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