東京からもっとも近い「さわやか」 ~ 富士市 さわやか 富士錦店

東京からもっとも近い「さわやか」 ~ 富士市 さわやか 富士錦店
東京からもっとも近い「さわやか」 ~ 富士市 さわやか 富士錦店
東京からもっとも近い「さわやか」 ~ 富士市 さわやか 富士錦店

知る人ぞ知る静岡県民のソウルフード「ハンバーグの炭焼きレストランさわやか」。

一見、普通の子供向けのファミレスそのもの。
しかし、こちらで提供される炭火焼きのハンバーグは激旨なんですよ。

いい年した大人がデートなどで利用するにはちょっと恥ずかしい気もするようなお店なんですが、そんなのことは気にしなくて良いぐらいの美味しさです。

東京駅からの距離は、ここ「さわやか富士錦店」が東名高速道路経由で140km。
渋滞なしでおおよそ1時間46分。

さわやか富士鷹岡店」が新東名高速経由で142km。
渋滞なしでおおよそ1時間47分。

どちらもほぼ誤差の距離ですが、これらが東京から最も近い「さわやか」となります。
ボクはたまーに「無性にさわやかが食べたい病」が発症して、東京からわざわざ食べに行きます。

過去、一緒にさわやかへ行ったことがある友人からは「また行ってるよ…本当ワンパターンに好きだね~」と呆れられています。

なんで静岡県内にしか無いのかというと、こちらのハンバーグのお肉は専用の工場で加工されるのですが、冷凍はされずにチルド冷蔵で、静岡県内の各お店に毎日配送されます。

冷凍は使わずに、鮮度を保てる場所にしかお店を出さないという、なんともこだわりがある企業なんですよ。

炭焼きレストランと言うだけあって、ハンバーグを焼くのは何と備長炭なんです。

備長炭で焼かれたコロコロしたビーフ100%の肉のかたまりを、テーブルで二つに割って、プレートに押し付けて仕上げてくれる。
中はほとんど生のまま。
これが美味いんですよ。

250gのげんこつハンバーグがで1,058円と、コストパフォーマンスもバッチリ!
ソースは和風醤油のオニオンソースがオススメです。

いつもはハンバーグばかり食べているのですが、今回は炭焼きのさわやかステーキ240g(1,890円)も追加で頼みました。

ロース芯を使った厚切り肉は、これまた想像以上に美味!
いや、東京の4,000円ぐらいするステーキハウスの肉よりも美味しいと思いますよ。
脂身も少なくて良いですね。

静岡県内で採れたイチゴを使ったミニパフェとジュースを頼みましたが、これも美味。
いやー、静岡県の人が羨ましいですね。

と、かなり思い出補正というか、絶賛してしまっていますが、わざわざ東京から食べに行く価値はあります。
静岡おでんや富士宮やきそばなど、静岡県の名産、B級グルメはいろいろありますが、ボクはさわやかをイチオシとします。

東京からは毎週や毎月のようには行けませんが、静岡方面に向かうときは、またぜひ行きたいと思います。

オススメです。リピあり。(^^)

さわやか 富士錦店

夜総合点★★★★ 4.3

関連ランキング:ハンバーグ | ジヤトコ前駅(ジヤトコ1地区前)吉原本町駅

美味しい自然薯、美味しい干物 ~ 箱根 しずく亭

美味しい自然薯、美味しい干物 ~ 箱根 しずく亭
美味しい自然薯、美味しい干物 ~ 箱根 しずく亭
美味しい自然薯、美味しい干物 ~ 箱根 しずく亭
美味しい自然薯、美味しい干物 ~ 箱根 しずく亭
美味しい自然薯、美味しい干物 ~ 箱根 しずく亭

箱根の別荘地にある、知る人ぞ知る、自然薯を美味しく食べさせる店「しずく亭」。
まあ知る人ぞ知ると言っても、るるぶなどの観光ガイドにもバッチリと掲載されているんだけど。(笑)

店のたたずまいは、普通の民家。
正確にいうと、別荘地にあるので別荘なんだろうけど。

隠れ家のようなお店で、非常にわかりにくい場所にあるのだけど、有名店なだけあって時間帯によっては待ち時間が発生する場合も。
このお店のすぐ周りには基本何も無く、このお店を目的とするには少し道中時間がかかるので、あらかじめ電話予約していったほうがベターですね。
まあオープンと同時に入店するようにすれば、あまり待ち時間は無いと思いますが。

で、この店は結構こだわりがあります。

水は湧き水を使っていて、初めて訪問したとき、温かいお茶を飲んだら、あまりの美味しさに感動したんですよね。
お茶が非常にまろやか。
冷たいお茶の時より、温かいお茶のほうが美味しかったですね。

こちらには過去4回ぐらい来ていて、今回久々に伺いましたが、店内はテーブル席メインになって、サンルームも増えていました。
昔は、お座敷形式だったので、個人的にはそっちのほうが雰囲気があって好きでしたが…。

注文したのは、一番ノーマルな麦とろ定食、2,600円。
数年前までは2,500円でしたから、少しの値上げですね。

内容は麦ゴハン、3種の薬味(ワサビもモチロン天然モノ)、自然薯、焼き魚(アジの干物など)、お吸い物。

注文してから自然薯をすりおろすので、出てくるまで多少時間がかかります。

その間、イライラせずに、お茶をすすりながら、箱根の空気を楽しむのがいいでしょうね。
客層は、基本的にあまり若い人はいません。

もちろん自然薯がメインではあるのですが、備長炭で焼かれたアジがこれまた美味いのです。

初めて行った時は、このアジの干物を目的にこちらへ食べに行ってもいいぐらいと思いました。
これまで食べた焼き魚の中で、一番美味しいレベルでした。

「黒糖ゼリー付バニラアイス」も黒糖の風味が良くて美味しいです。

お値段は安くは無いですが、たまの休日に、ちょっと都会では味わえない贅沢な時間を箱根で楽しむには、この値段でも納得がいくかなぁと思いますね。

何年かに一度ぐらい行くのにちょうどよいと思います。
リピあり。(^^)

しずく亭

昼総合点★★★★ 4.1

関連ランキング:麦とろ | 箱根その他

東京最高ランクのつきたてお餅&日本茶 ~ 三ノ輪 月光

東京最高ランクのつきたてお餅&日本茶 ~ 三ノ輪 月光
東京最高ランクのつきたてお餅&日本茶 ~ 三ノ輪 月光
東京最高ランクのつきたてお餅&日本茶 ~ 三ノ輪 月光

東京の下町「三ノ輪」に、つきたてお餅と日本茶が美味しいお店があると聞いた。
調べてみると、ジョイフル三の輪商店街にある「月光」というお店らしい。
毎日お店で手でついたお餅が食べられるとのことで、期待が膨らみます。

向かったのは土曜日の午後15時ぐらい。
最寄り駅は都電荒川線だと「荒川一中前駅」が近くて歩いてすぐの場所ですが、荒川線「三ノ輪橋駅」からだと5分ぐらい、日比谷線の「三ノ輪駅」からでも10分弱で到着できる距離です。

ジョイフル三の輪は東京の下町気質を色濃く残した商店街で、惣菜屋さんや漬物をポリバケツのまま売っているワイルドなお店もあります。
道中こういうお店を見て歩くのも面白いですね。

月光のWebサイトや食べログを見ていたイメージでは、ジョイフル三の輪の中ではちょっと浮くような洗練された店舗を想像していたのですが、実際の店構えはかなりこの下町の商店街に溶け込んでいました。(笑)

お店の前に「60分以上かかります」のような案内が出ていたので、時間がかかることを覚悟しました。
先客は老夫婦が2組の4名です。

おやっと思ったのは、退席したお客さんの食べ終わったお皿やお茶が片付けられておらず、テーブルがそのままになっていました。
どうも、店員さんが1人なので、接客よりも料理の提供のほうに手間がかかっているみたいですね。

今回注文したのは
きなこもち 280円
ごまもち 280円
特上煎茶(静岡産) 550円
です。

20分ぐらい待って、まずはお茶が運ばれ、あまり時間を置くこと無くお餅が出てきました。
思ったよりは待たずにすみましたね。

特上煎茶(静岡産)というお茶は、茶碗と急須がセットになっていて、1杯目は普通に飲みますが、2杯目以降は店内に設置してある鉄瓶からお湯を急須に注いで数杯頂けます。
ボクは2杯おかわりをして、合計3杯飲みました。

コクと苦味、渋みのバランスがとれた良いお茶です。
ただ、鉄瓶の内側に赤さびが目立っていたのが気になりました。

もちは青森県五所川原産のもち米「あかりもち」を使用して毎日手で400回もついているそうです。
表面はきめ細かく、まさに「モチモチ」とした感じ。
こんなに柔らかな餅はいつ食べたっけな?と思うぐらい、繊細な完成度です。

「つきたての餅のような赤ちゃんのほっぺ」という言葉がありますが、これは「赤ちゃんのほっぺのようなつきたての餅」ですね。

きな粉もちは理想的な味付けで、塩と砂糖が塩梅よく調合されています。

ごまもちも美味しいのですが、少しゴマの中に「ニンニクに近いネギ科の野菜の野趣の風味」を感じました。

店主に聞いたところゴマの他には塩や砂糖しか入っていないとのことなので、ボクの勘違いですね。
もしくは、ゴマに何か一工夫した「香り」が出ていたのかもしれないです。

想像以上にボリュームがあり、きな粉とごまの合計4つのお餅を食べてしまうと結構な満腹感がありますね。

つきたての美味しいお餅が食べられるのは、今の御時世では非常に貴重です。
これなら食べログの東京×カフェ・喫茶ランキング10位、日本茶専門店では160店中、堂々の1位にあるのも納得ですね。

お店の雰囲気としては「京都や鎌倉などの日本らしい風景が見える、景色の良いロケーション」というような訳ではないですが、都内の下町で頂く、都内最高ランクの極上のお餅と日本茶には価値があると思いました。

少しアクセスが悪いのは難点ですが、また美味しいお餅を食べるためだけにわざわざ三ノ輪に来ても良いです。
次はお汁粉や大根おろしの餅などを食べてみたいです。

リピあり。(^^)

月光

昼総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:日本茶専門店 | 荒川一中前駅三ノ輪橋駅荒川区役所前駅

最高ランクの絶品うなぎ ~ 駒込 活鰻の店 つぐみ庵

最高ランクの絶品うなぎ ~ 駒込 活鰻の店 つぐみ庵
最高ランクの絶品うなぎ ~ 駒込 活鰻の店 つぐみ庵
最高ランクの絶品うなぎ ~ 駒込 活鰻の店 つぐみ庵

美味しいものにうるさい友人から、駒込にずいぶん美味しい鰻屋さんがあると聞いてきた。
「活鰻の店 つぐみ庵」。
こちらは駒込の閑静な住宅街にひっそりとあります。

見た目はまるで普通の住宅で、暖簾がなければまずお店ということがわかりません。
店内も普通の家を改築したような感じで、靴を脱いであがり、6畳ぐらいの部屋がひとつあるだけ。

伺ったのは、土曜日のお昼。
こちらのお店は、予約がほぼ必須、予約をして行っても時間がかかると聞いていました。

この日お昼から予定していた用事がキャンセルとなってしまい、時間がぽっかりと空いたので、これ幸いと電話で空席を確認してオープンの12時にほぼジャストに到着しました。

先客は無しですが、予約客がいるらしく、ボクが入店したすぐ後に2名の夫婦連れがやってきました。
店主からは「ご予約が無いと1時間ぐらいかかりますがよろしいですか?」と聞かれましたが、今日は時間の余裕があるから「大丈夫ですよ」と伝えます。

調理場が見えるカウンターに通されましたが、メニューがありません。
「うな重でよいでしょうか?」とも聞かれないまま、調理がされるのを待っていました。
基本的にうな重だけしかないのでしょうね。

一見気難しそうな店主ですが、実のところ愛想は良く、強い信念と細やかな配慮が素晴らしいです。
また、奥さんも非常に物腰が低く、こちらが恐縮するぐらい丁寧な接客です。

「お客さんは遠くからいらっしゃいましたか?お時間がかかりますが、申し訳ございません」
と言われますが、比較的近くから来たこともあり、今日は時間に余裕があるので問題無いことを再度伝えました。

後からきた予約客は、お酒を頼んでいまして、肝焼きも追加していました。

ゴハンは研いだ後に、炊飯ジャーの中に炭を入れて炊いています。

今回は予約客用に用意していた食材をやりくり(調整)したとのことで、わりと提供時間が短くできたそうです。
もし、生け簀から鰻を取り出して冷やし、イチから捌く場合は2時間かかる場合もあるとのこと。

店主から
「昔はうなぎ屋の2階にあがって、風呂に入ってうなぎが出来上がるのを待つぐらい時間がかかったものなのですよ」
「最近はうなぎをあらかじめ捌いて、あらかじめ蒸したうなぎを焼くだけのうなぎ屋が多いんです…」
「急ぐお客に合わせる鰻屋ばかりで…うなぎというのは本来時間がかかるものなんですよ」
という話を伺いました。

丁寧に捌かれたうなぎは、幻想的な湯気を放つ蒸し器に入れられてしばし蒸されます。
なんでもないような普通の蒸し器の湯気が、美しく見えたのはなぜでしょう。
これは比喩ではなく、本当に美しく見えました…。

こちらでは、うなぎを白焼きにせずに、生のままそのまま蒸す「生蒸し」という手法を使っているそうです。

程よく蒸されたうなぎは、炭の素材を含んだという遠赤外線が出るガス台で丁寧に焼かれます。
そう、こちらでは備長炭ではなく、ガスを使って焼いています。

店主になぜ炭を使わないのかを聞いたところ、使わないのではなく使えないとのこと。

最高級の備長炭は1ケース?10万円もするらしく、かつ炭火の火を維持するのには非常に手間がかかるので、いまはやっていないと。
20年ぐらいまでは備長炭で焼いていたそうですが、うなぎの値段も上昇する昨今、これ以上値段を上げられないという理由もあり、炭火を使うのをやめたそうです。

「炭火はガスに変えられるけど、うなぎの質を落とすわけにはいかない」とのことですが、これは真理なのでしょうね。

うなぎは国産の養殖ものですが、最高クラスのものを使っているそうです。

うなぎを焼いている間、店主は滑らかな手つきで、丁寧かつ慎重にうちわを扇ぎます。
そして、大きな毛抜で、熱さをこらえながら小骨を抜いています。

時折、代わりに奥さんがうちわを使いますが、店主と同じように滑らかに扇いでらっしゃいます。

ふっくらと炊きあがったゴハンをお重に少し多めによそい、焼きあがったうなぎを乗せます。

「大変おまたせいたしました」と出されたうな重はけっこうボリュームがあります。

と、時同じくして出てきた、お漬物、わさび漬け、お吸い物。
そして、特製味噌が隠れたサラダ?が出てきました。

うな重には蓋がされていません。
とても器量の良いうな重で、色も照りも美しいです。

うなぎは表面と皮にパリっとして堅い部分があり、また、全体的にはなんとも言えないふんわりとトロっとした部分がある絶妙な仕上がりです。

焦げている部分は、非常に細かくなっていて、ほのかにサクっという歯ざわりがありました。
生蒸しの調理方法と、慎重に細かくうちわで扇いだ焼き加減の賜物のように思います。

江戸時代から伝わる江戸前のうなぎが、現代に蘇ったかのようです。

ボクは今までうなぎは炭火焼きにこだわってきましたが、ガス焼きでもこんなに綺麗で美味しいうなぎが焼きあがるのかと驚きました。
また、ガスの匂いは微塵もしません。
これは経験したことがないレベルです。

タレはちょうど良い塩梅。
気持ち甘めですが、これはボクが好きなタイプ。
タレがお米にさらっとまとわるような感じで、ほろりとしています。
さらり&ほろり、の微妙な加減が凄い。
これまた比喩ではなく、本当にさらり&ほろりとしているんですよ。

うなぎの変な匂いや生臭さなどは皆無ですね。

こちらのうなぎ、一言でいうと
「とても美味い、凄く旨い」
です。

これまで食べたうなぎの中でトップ……でしょうね。

醤油などはどれも最高級のモノを使っている訳ではないと思うのですが、丁寧な仕事と確かな技術で、最高クラスの料理になっていると感じます。

こちらのうなぎは、1日10食程度しか提供できないそうです。
なるほど、うなぎひとつ焼くのにこれだけ丁寧な仕事をしていれば、大量に作ることは難しいでしょうね。
少しのお客に対して最大の対応をしています。

お代は4,500円。

店主から
「お値段が高くて申し訳ございません」
と言われました。
確かにランチとしてはお高めな金額なのは正直なところですが、これだけのクオリティの料理ですから、これはお値打ちと言えるでしょう。

数年前はどんぶり一杯のうなぎの稚魚が100万円だったのが、いまは300万円になっているそうで、うなぎの高騰は今も続いているそうです。

炭火焼きとガス焼きの話をしてくれた時に
「うちはガスですが、隣に炭焼きのうなぎ屋ができても負けませんよ」
という話を聞いて、
「店主は単に物腰が低いだけでなく、やはりその胸の内には、誰にも負けない技と仕事に対する自信と自負が漲っているな」
と感じました。

これだけ調理も接客も丁寧なお店だと、あまり他の人に教えたくないような感じもします。
…が、このレビューを読んだご縁のある方には、是非訪問して頂きたいと思います。(笑)

帰り店を出る時、店主と奥さんが玄関の外まで出てきて、
「本日はお時間がかかって申し訳ございませんでした。ありがとうございました」
と深々と頭をさげてお礼をくださいました。

ボクも「本当に美味しかったです。また来ます。」と、おじぎをして店を後にしました。

特別高級なお店では無いですが、美味しいうなぎを頂いたと同時に「感謝して料理を頂戴する」という稀な気持ちにさせてくれる、貴重なお店でした。
最高の隠れ家料理店ですね。

店主曰く
「昔、うなぎは特別なことがあった時に食べられる料理です。うなぎを食べるということは大変なことで、ご近所さんに触れ回るぐらいのことでした」
という逸話がしっくりきました。

ボクも、今度は何か「ハレの日」に伺って、また美味しい鰻を頂きたいと思います。
いつまでも美味しいうなぎを焼いて下さいね。

リピあり。(^^)

活鰻の店 つぐみ庵

昼総合点★★★★ 4.8

関連ランキング:うなぎ | 駒込駅田端駅

網焼きが楽しめる居酒屋 ~ 秋葉原 磯丸水産

網焼きが楽しめる居酒屋 ~ 秋葉原 磯丸水産

お酒が好きな友人と銀座でいきなり!ステーキを食べて、食後に「飲みに行きますか」という話になった。
ボクはほとんど酒を飲む場所には行かないのだけど、先日秋葉原で店の前に魚介類が入っている水槽のある居酒屋を発見したので「そちらに行ってみましょう」ということに。

友人は「秋葉原にそんなお店があるとは知らない」ということでワクワクして秋葉原まで来ました。
お店まで来ると、友人は「あー、磯丸水産ねー」と。

「あれ?このお店知ってるの?ここってチェーン店なの?」とガックリしましたが、とりあえず中に入ることに。

普段気にとめていませんでしたが、そう言われてみると、新宿や池袋、上野などいたるところに磯丸水産と思われる店舗がありますね…。
基本的に居酒屋はノーマークなので、視界から消えていました…。

すでにお腹は一杯だったので、お酒と貝などを適当に頼んで、場を楽しむことにしました。

海の家っぽくて、浴衣っぽい制服は楽しい雰囲気を出していますね。
味はその辺の居酒屋と大差ないですが、炭火ではないものの自分で焼き物ができるのはエンタテインメントとしては良いと思います。

それにしても、このノリで24時間営業なのは大変だな…と思いました。
お酒が好きな人には良いのでしょうね。

店舗によっては、採れたての「天然の泳ぎ 活イカの姿造り」があるようなので、機会があれば食べてみたいですね。
秋葉原で飲むこと、特にオールすることはほぼ皆無でしょうが、まあ、リピありです。(^^)

磯丸水産 秋葉原店

夜総合点★★★☆☆ 3.2

関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 秋葉原駅岩本町駅淡路町駅

立地が良いケンタッキー ~ 新橋 ケンタッキーフライドチキン 新橋店

立地が良いケンタッキー ~ 新橋 ケンタッキーフライドチキン 新橋店

平日の夕方、新橋での打ち合わせの前にちょっと小腹が空いて、何か無いかと考えて見つけたケンタッキー。
夕食前にラーメンやトンカツは少し重いですからね。

新橋のスクランブル交差点にある店舗は立地が良いです。
そのため、1階は狭いカウンターだけで、2階にイートインスペースがあります。

オーダーしたのは、チキンフィレサンドとジンジャエールMサイズで620円。

それにしても、チキンフィレサンドの390円はなかなか強気の値段ではないでしょうか。
吉野家の並の牛丼よりも高いのですから。

味はチキンの塩加減が良く、マヨネーズと合っています。
パンがシナっと湿気を帯びているのは、仕様でしょうか?
もう少しふんわりしたパンのほうが好きです。

もちろんハンバーガーひとつではお腹が満たされるわけではないのですが、少し小腹を満たすにはちょうど良い量でした。
このような繁華街のわりにはトイレが綺麗だったのは高評価です。

新橋で小腹が空いた時は選択肢に入れて良いお店ですね。
リピあり。(^^)

ケンタッキーフライドチキン 新橋店

夜総合点★★★☆☆ 3.0

関連ランキング:からあげ | 新橋駅汐留駅内幸町駅

老舗の地元ラーメン ~ 富山駅北 まるたかや 牛島本店

老舗の地元ラーメン ~ 富山駅北 まるたかや 牛島本店
老舗の地元ラーメン ~ 富山駅北 まるたかや 牛島本店

富山のラーメンといえば「富山ブラック」が有名ですが、富山県民なら一度は食べたことがあるだろう富山を代表するラーメンのひとつが、この「まるたかや」。
こちら「まるたかや 牛島本店」は富山駅北(駅裏)にあります。

北陸新幹線が停まる富山駅からは歩いていける距離ではありますが、周りには他の飲食店が何も無いですね。
強いて言えば、富山が誇る「世界一美しいスターバックス」がわりと近いので、天気が良ければ一緒に伺っても良いかと思います。

この店舗は最近リニューアルしたらしく、現代的で綺麗で清潔感があります。

こちらは昭和27年からの歴史を持つお店で、屋台から始まっています。
富山ブラックの元祖の「大喜」が昭和22年から始まってますから、同じぐらい伝統のある老舗ラーメン店です。

伺ったのは平日のお昼。
店員さんは女性のみで、ハキハキとした気持ちのよい接客です。

久々に富山に来てもラーメン率が高いのは考えものですが、これはしかたないですね。

まるたかやはラーメンも有名ですが、セカンドメニューのおでんが有名です。
なので、今回は「ラーメン」と「ごはん」と「おでん」を楽しむために、ラーメン+おでんセットにしました。

昔ながらの中華そば系ではありますが、あまり哀愁を感じさせるタイプではないですね。
スープはトンコツが効いていますが、あまりガッツリはせず大人しいです。

スープの味は結構ショッぱく、化学調味料もキツイですね。

中太麺はツルツル感が強いタイプ。
これはわりと好きです。

チャーシューはペラペラで旨味は感じず、むしろ豚の臭みを感じます。

自家製の背脂とニンニクを途中から入れましたが、これは懐かしい感じです。

うーん、おかしいな…。
昔はかなり好きで美味しかったのに、あまり美味しく思えませんでした。

ラーメンは正直言うと並レベル。
評価の星は「2.8」ぐらいですかね。

思い出補正をしてもあまり評価を高くできないのは、最近全国トップレベルのラーメン屋を食べ歩いているせいで舌が肥えたのかもしれないです。

冷静に考えてみると、東京で食べログの評価4.0を超えるような店は、確かに旨いのですよね。

ミシュランにも載るような淡麗鶏系のラーメンはあまり好きではないのですが、好き嫌いの好みはさておき、やはりレベルは抜群に高いと思います。

昔ながらのラーメンもモチロン悪くは無いのですが、日本最高レベルとのクオリティと単純比較してしまうと、どうしても次元が全く違います。

地元の常食、愛すべきラーメンを悪くいうのは嫌なのですが、これは事実だと思うのですよね。

例えば、まるたかやには「豚モツラーメン」という限定メニューがあるのですが、この豚モツは1つずつレトルトのようにパックになったものを湯煎しています。

効率化や味の平準化、オペレーションの最適化は可能でしょうが、味は平均以下になってしまいます。

ラーメンはさておき、おでんはかなり好きで、中でも「豚串」をよく食べます。

おでんの中で人気ナンバーワンの豚串は、豚バラ肉の脂っこさが無く、口の中でホロリとほどけます。

味噌だれが特徴で、カラシとの相性も抜群ですね。
感触としては、角煮のような感じかな。

おでんだけの評価だと、星「3.9」ぐらいです。

こういう田舎だと、知り合いや友人が経営をしていたりしていたりすることもあり、あまり食べログとかで書きづらい部分もあるのですが、ここは心を鬼にして「もっと美味しさへの追求をしてもらいたい」とレビューしておきたいと思います。

昔ながらの伝統を守ることも大切ですが、奇をてらった新しいメニューを作るのではなく、メインのラーメンの味をもっと高めてもらいたいと思いますね。

なんだかんだ言って、富山のラーメンの歴史を作っているラーメン店のひとつではあります。
ラーメンはまた食べたいとは思わないのですが、おでんは中毒性がある美味しさです。

リピあり。(^^)

まるたかや 牛島本店

昼総合点★★★☆☆ 3.0

関連ランキング:ラーメン | 富山駅北駅インテック本社前駅富山駅

こだわりの美味しい鴨そば ~ 秋葉原 紫 くろ喜

こだわりの美味しい鴨そば ~ 秋葉原 紫 くろ喜
こだわりの美味しい鴨そば ~ 秋葉原 紫 くろ喜

秋葉原、というか秋葉原駅と浅草橋駅の間に美味しいラーメン屋があると聞いた。
正確にいうと、このお店のことは食べログでチェックしていたのだけど、去年の年末にTwitterで炎上していて少し気になっていた。

「鴨感が無い」と言われるラーメンや「煽られる店主」とかってどんなだろうって。(笑)

こちらのお店は普段は「饗 くろ喜」というお店で、金曜日だけ「紫 くろ喜」となって鴨そばを提供しているらしいです。

伺ったのは、金曜の17時25分ぐらい。
こちらも人気があるお店ですから、かなり並ぶことを覚悟して早めに行きましたが、この時は並んでいる先客はゼロ。
行列の先頭になりました。

次のお客が来たのが、17時35分ぐらい。
まあ、巣鴨の「Japanese Soba Noodles 蔦」の二毛作の「味噌の陣」よりは空いている感じですね。

18時になって一番乗りで入店。
券売機でチケットを買います。

ひとりずつ入店してチケットを買って着席。
麺も一人分ずつ、随時茹でて行く感じのようです。

初訪問なので、ベーシックな鴨そば(細麺)+玉子にしました。

ほとんど待つこと無く、やってきた丼には美しいスープが注がれています。
一口スープを飲むと、醤油の上質な味わいと風味、そして鴨だしが感じられます。

クドくなく上質で、臭みやエグミなどは皆無ですね。
凄く丁寧な仕事だと思います。

Twitterで話題となった「鴨感」ですが、これは何をもって鴨感と呼ぶか?というような気がします。
端的にいうと、鴨って独特の匂いとか野趣感があると思うのですよね。
この「紫 くろ喜」の鴨そばにはその野趣感が無いと思いました。

ただ、この鴨の匂い=野趣感は不要とも思うのです。

となると、鴨を食べているという概念=感覚=旧知の臭い鴨の匂いとなると、こちらの鴨そばは鴨感が無くて当然かもしれません。
しかしながら、鶏とは違う、鴨ならではの風味と味わいが出汁や肉から染み出し、しっかりと活きているように思います。

細麺は小麦の味が楽しめて美味しいです。
他の店の鶏そば系ラーメンの細麺よりも味がちゃんと出ています。
今まで食べてきた鶏そば系の細麺は不味かった店が多かったのですが、こちらは歯ごたえもあって良いですね。

鴨肉もうまいです。
ミディアムレアくらいで、しっとりとしていて、旨味もあって美味しいですね。
これ単体でオツマミにしても良いでしょうね。

ネギやかぼすや春菊もいい仕事してます。
これら香りが出る野菜を巧みに使いこなしていますね。

途中、隣の人が「鴨ねぎめし」を頼んでいるのを見て、ボクも追加注文しました。
これも、鴨とネギの両方が美味しいゴハンでした。

「紫 くろ喜」は噂に違わず丁寧な仕事をしている、東京を代表するラーメンのひとつだと思いました。
店主や店員の対応も全然悪くなく、そこは期待を裏切られました。(笑)

まだ通常営業の「饗 くろ喜」のラーメンを食べたことがないので、次はそちらを食べてみたいです。
リピあり。(^^)

紫 くろ喜

夜総合点★★★★ 4.4

関連ランキング:ラーメン | 浅草橋駅岩本町駅秋葉原駅

手軽に食べられる老舗の洋食 ~ 上野駅 洋食や 三代目 たいめいけん

手軽に食べられる老舗の洋食 ~ 上野駅 洋食や 三代目 たいめいけん
手軽に食べられる老舗の洋食 ~ 上野駅 洋食や 三代目 たいめいけん
手軽に食べられる老舗の洋食 ~ 上野駅 洋食や 三代目 たいめいけん

日本橋にある「たいめいけん」は誰もが一度は耳にしたことがあるお店ではないでしょうか。
昭和6年創業にできた老舗の洋食屋で、こちらはその流れを組むエキナカレストラン。

JR上野駅の駅構内にありますので、JRを使う人にはアクセスが良いです。
逆に言うとJRを使わない人はわざわざ入場券を買って入らなければならない…のですかね。

この日は出張から東京に戻ってきたのですが、上野駅に着いたのが22時程度と結構遅くなってしまいました。
疲れているけど、何か食べたい。
でも、これからどこか食べるところを探して行くのは面倒…。

と考えた時に、こちら「たいめいけん」を思い出しました。
ラストオーダーぎりぎりでしたが、無事に入店。

名物のオムライスは外せないとして、セットになるメニューを何にするかは少し悩みました。
エビフライも良いし、ハンバーグも美味しいかな?

と色々考えましたが、オムライス&カニクリームコロッケにしました。
あとは、名物のサイドメニューの「50円のボルシチ」ですね。

フォーク、ナイフ、スプーンなどが綺麗に用意されると、ちゃんとした洋食屋さんに来たなぁ、という気にさせてくれます。

ファミレス並のスピードで出てきたオムライスは美しく焼きあがっています。
トマトケチャップの味とケチャップライスはお子様ランチを彷彿させますね。

カニクリームコロッケは、カニの味がちゃんとします。
クリーミーでボリュームがあります。

ボルシチもコクがあるのにアッサリしていて美味しいですね。

エキナカといえば、立ち食いそばやサンドイッチなどぐらいしか選択肢がなさそうでしたが、老舗の本格洋食が食べられるとはありがたいですね。
その分、値段も安くはないですが…。

ただ、これはエキナカでの味の評価であって、普通の洋食屋として見ると、なにか足りないんですよね。
味は十分に美味しいのですが、抽象的な表現でいうと「全体的に味に深みが無い」というか…。
まあ、半分は気のせいなのかもしれないですが、もう少しコクがあったほうが良いように思いました。

とはいえ立地も含めて「老若男女問わず、美味しい洋食を食べてもらいたい」という「たいめいけん」創業者の意思を受け継いでいるようにも思います。
モーニングなどもあるそうなので、もう少し時間に余裕があるときにまた訪問してみたいと思います。

リピあり。(^^)

洋食や 三代目 たいめいけん

夜総合点★★★☆☆ 3.6

関連ランキング:洋食 | 上野駅京成上野駅稲荷町駅

高原で楽しむ料理とビール ~ 栃木県那須郡那須町 フィンランドの森 メッツァ・ネイト

高原で楽しむ料理とビール ~ 栃木県那須郡那須町 フィンランドの森 メッツァ・ネイト
高原で楽しむ料理とビール ~ 栃木県那須郡那須町 フィンランドの森 メッツァ・ネイト

この日は栃木に遠征。
仕事が早く終わったので、那須の源泉かけ流しの温泉に入ることにしました。
今回は「鹿の湯」というかなり本格的な湯治ができる温泉を目指します。

途中でお腹が空いたのでどこか店を探しますが、なかなか良さそうなお店が見つかりません。
そうこうクルマを走らせていると、どうせ何も食べるものが無くなって温泉についてしまうのがオチなので、適当なお店に決めることに。

と、高原らしいなかなか良い雰囲気のお店を見つけたので、駐車場にクルマを入れます。
ソーセージやチーズが美味そうなお店が並んでいます。

最初は本格ソーセージを挟んだホットドックが売っているお店に行ったのですが、なんとビールが無いとのこと。
この日の同行者はとびきりビールが好きな方だったのですが、ソーセージ屋なのにビールを置いてないとはこれ如何に。

店員のお姉さんに「系列では無いですが、隣のチーズ屋さんにはビールがあると思いますよ」と教えてもらって来たのが、隣にあるここ「フィンランドの森 メッツァ・ネイト」。

ビールだけ買って、ホットドック屋さんに戻ろうかと思いましたが、雰囲気が良さそうだったので、こちらで料理とビールを頂くことに。
天気が良かったので、テラス席に案内してもらいます。

寒くもなく暑くもない気温で、平日の昼間から小川の見える高原のテラスでビールなど飲むということは、この世の最も幸せなことのひとつではないでしょうか。(笑)
まあ、ボクは飲まない、呑めないの運転手なのでしたが…。

ビールやお酒は結構種類があるのですが、ソフトドリンクの種類が少ないのが難点です。
コーラも無し、サイダー、ジンジャエールも無し。
炭酸といえば、炭酸水のみ。

あとは、オレンジジュース系などで、ボクが飲みたいものはありません。
なので、水にしました。
ボクは下手なオレンジジュースを飲むと腹痛がするので、それなら水のほうが全然マシかと。

ボクはお腹が空いていたので、食事っぽいメニューの「那須鶏のチキングリル」をオーダー。
同行していた方は、ビールとソーセージセットをお願いしました。

チキングリルには地鶏の那須鶏と普通の鶏(ブラジル産)があったのだけど、値段は同じでした。
量が違うのかな?

正直あまり期待していなかったのですが、パリっと焼き上げられて香草が添えられたチキンはかなり美味しかったです。
鶏の臭みも無く、結構ジューシー。
チキンにライスがつきますが、なにかスープ的なものが欲しかったかな。

ソーセージも少し食べてみましたが、これもなかなか良い感じ。
ビールが進みそうですね。

こちらのお店はチーズがメインのようで、隣の席ではチーズフォンデュなどを食べていましたね。
後からチーズを頼んでいないことに気づき、追加しようかと思いましたが、時すでに遅しでした。

この日は平日だったのですが結構お客さんが入っていて、かなりの席が埋まっていました。
親子連れも多かったのは、春休みだからでしょうか。

この辺では、食べログの評価が3.5を超す店が少なく、どこが美味しいのかなかなか判断付きにくいです。
こちらはダメ元で入ったのですが正解のお店でした。

次回もし来ることがあれば、名物のチーズ系メニューを食べてみたいです。
リピあり。(^^)

フィンランドの森 メッツァ・ネイト

昼総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:カフェ・喫茶(その他) | 那須町その他