【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.2

MVNOで使うSIMフリー端末の選び方について【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.1で利用できる電波についてひと通り解説をしました。

使える周波数帯の次に大切になるのは、「CPUやメモリ」「画面の大きさや解像度」ですね。
あとは「金額」も大きな要素です。

最初に一覧表を見てもらえればと思います。
他のスマートフォンよりも優れているところは黄色にしてあります。
2015年春 SIMフリースマートフォン比較表
※細かいのでPDFでの閲覧を推奨します。2015年春 SIMフリースマートフォン比較表のPDFファイルはこちら
PDF

まずCPUですが、これは速ければ速いほど快適ですよね。

一般的に周波数は高いほうが良いです。
1.4GHzよりは2.5GHzのほうがキビキビ動きます。

また、一般的にコア数も多ければ多いほど良いです。
デュアルコア(2コア)よりはクアッドコア(4コア)が良いです。

一部のスマートフォンにはオクタコア(8コア)のものもありますが、完全な8コアではなく通常電圧4コア+低電圧4コアのモデルです。
なので、2015年春時点ではスマートフォン用のCPUではオクタコアが優れているとは言えません。
(PC用の高性能なCPUのIntel Core i7 4790Kなども4コアです)

メモリは最低でも2GBは欲しいですね。(iPhoneは除く)
3GB、4GBのメモリを積んだスマートフォンはかなり安定して動作します。

ボクの持論として、初心者や高齢者ほどサクサク動くスマートフォンを利用したほうが良いと思います。
彼らはかなりせっかちなので、そういう人にこそ、ちゃんとキビキビ動くスマートフォンを使ってもらいたいですね。

画面のサイズは希望するサイズがあると思うのですが、よほど手の小さい人で無い限り5インチでも大きすぎることは無いと思います。
5.5インチ、6インチクラスになると、かなり大きいなと感じますが、まあ、半日で慣れるかとは思います。
小さいモデルのほうが携帯性には優れますが、やはり画面が大きいモデルのほうが使いやすいです。

解像度も高いほうが良いです。
激安モデルなどでは、画面のドットがザラザラと見えるものがありますが、できればフルHD(1,920×1,080ドット)のものが良いかと思います。
最低でもHD(1,280×720)クラスあったほうが良いでしょう。
ただ、非力なCPU&メモリなのに解像度が高いモデルは動作がモッサリする場合があります。

スマートフォンのOS(Android OS)は新しければ新しいほど良いと言えます。
そのため、OSのアップデートがちゃんと行われるスマートフォンのほうが良いです。

カメラの画素数は800万画素(8Mピクセル)もあれば十分です。
2,000万画素などは必要だとは思いません。

ちなみに、4Kと言われる高解像度の動画も、画素数にすると829万4,400画素しかありません。
フルHDはたったの207万3,600画素です。

繰り返しになりますが、対応する電波の周波数帯ドコモ系MVNOについては、2.1GHz帯がメイン、800MHz帯で隙間を埋めるという感じです。
1.5GHz帯、1.7GHz帯で速度対策をしています。

回線のスピードは実測で15Mbpsも出れば十分だと思います。
なので、カタログスペックを追うような、150Mbps、225Mbps、300Mbpsに対応しているかはあまり重要ではないです。
それより、むしろ5Mbpsでも良いので、いつでもどこでも繋がるほうが価値があると思います。

あとは、端末は軽く、電池がよく持つタイプが良いのは当たり前の話ですよね。

となると、ドコモ系MVNOで使える、SIMフリーの最高峰はNexus6なのですが高すぎるので、一般に使うのであれば、ASUS(エイスース)のZenfone2がいいと思います。
Zenfone2はまだ発売されていないので、先代モデルのZenfone5でも悪くはないと思います。

大きな画面がお好みなら、Huawei(ファーウェイ)のAscend Mate7も6インチの大画面で性能と価格のバランスが良いかと思います。

今までのSIMフリー端末は、安いけど機能や質感がイマイチのモデルも多かったですが、ASUSやHuaweiのモデルはかなり見た目も中身もかなりレベルが高いと思います。

仮に、Zenfone5の16GBモデルに、MVNOをOCNモバイルONEの1日110MBコースにした場合の試算は以下のとおりです。

端末代 ASUS Zenfone5 16GB 28,944円(新品を一括で購入)
通信費 OCNモバイルONE 音声SIM 110MB/日 1,728円(税込)
つまり、2年間での計算は28,944円+1,728円×24ヶ月で70,416円となります。
月額平均だと、2,934円ですね。

イオンなどでは格安SIMと端末のセットになって、月2,880円などの商品などがありますが、端末のスペックが低いのでオススメはしません。

では、欲しい端末が決まったら、次はどのMVNOがいいかを選びましょう

【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.1

スマホをNexus6+MVNOにしました→10,000円が6,000円に」で書いたとおり、ボクのメインのスマートフォンの回線をauからMVNOのOCNモバイルONEにかえました。

購入した端末はGoogleのフラッグシップマシンのNexus6 64GBです。
で、auで支払っていた月々10,000円ぐらいの通信費(端末代込み)が、おおよそ6,000円以下(端末代込みの24ヶ月利用想定の月額)になりました。

ただ、ボクが使っているNexus6というのは端末代金が85,000円程度の高価なハイスペックなものなので、もっとお手頃なスマートフォンを選べば、支払う金額もグッと安くなります。

そこでMNVOを簡単に説明します。

(1)MVNOとは??
MVNOとは通信キャリア(ドコモやauなど)のインフラ設備を借りてサービスを提供する通信事業者です。
パソコンの回線のプロバイダみたいとも言えます。
プロバイダはニフティで申し込んで、回線はNTTのフレッツ光みたいな。
余計にわかりにくいかな?

(2)MVNOにはドコモ系とau系がある
簡単にいうとau系はmineoUQモバイルで、それ以外は全てドコモ系だと思ってもらってOKです。
OCNモバイルONEも、IIJも、DMMも、u-mobileもドコモ系です。
サービス内容や金額、ネットの速度などに違いはありますが、どれもドコモのXiエリア、FOMAエリアを使います。
エリアの広さやつながりやすさは、ドコモと同じです。
ただ、ネット通信速度はドコモ契約の場合とMVNO各社とで差があります。

(3)電話番号はそのまま使える
2014年に070/080/090の携帯電話と同じ音声通話が使える格安SIMが誕生しました。
これにより、MNP(番号ポータビリティ)ができるので、いまドコモ、au、ソフトバンクなどで利用中の電話番号を、番号を変えずにそのまま利用できるようになりました。

(4)スマートフォンの機能がほぼそのまま使える。
簡単にいうと使えなくなるのは、キャリアメールぐらいです。
docomo.ne.jp や ezweb.ne.jp のメールアドレスが無くなっても良いなら、ほぼ何も問題ありません。
Webページはもちろん、音声電話、Youtube、Facebook、LINE、Twitterなどは問題なく使えます。
※LINEなどでID検索など一部機能は利用になれないモノもあります。
おサイフケータイについては、一部使えなくなるサービスがある場合があります。

最近流行りのVoLTE(高音質通話)やCAキャリアアグリゲーション(高速通信)、緊急地震速報、GPS、SMSなども使えます。
(対応端末利用時に限る)

(5)いま使っているスマートフォンがそのまま使える
ドコモのスマートフォンを使っている人はドコモ系のSIMを、auのスマートフォンを使っている人はau系のSIMを使うことができます。
ソフトバンクのスマートフォンはドコモ系のSIMが使える可能性はありますが、動作保証がされていないので各自でお調べ下さい。
なお、ソフトバンク系のMVNOは今のところありません。

新たなSIMフリー端末は、ネットや量販店などで購入しましょう。
中古の端末は新品と値段が思ったよりも変わらず安くないのと、スペックが低い場合が多い、電池が消耗している、不具合がある可能性がある、などの理由から、できれば新品を選んだほうが良いと思います。

(6)キャリアを解約(MNP)する場合は
また、いまキャリアとの契約を解約するとき(正確にはキャリアの契約を解約せずにMVNOを使うこともできますが無駄ですね)、割賦契約で買っている場合は端末代金を一括支払いする必要や、2年契約をしている場合は途中解約で契約解除料(違約金=9,500円)が発生することもあります。

もっとも、ボクも契約解除料を払って解約(MNP)しました。
だらだらとauの契約を続けるほうが損でしたから。

(7)端末の選び方 ~ 電波編1
ということで、MVNOで使うスマートフォンを選ぶときに何に気をつければ良いかというと「CPUやメモリ」「画面の大きさや解像度」そして「対応する電波の周波数帯」です。
ここでは、特に電波の周波数帯について簡単に説明します。

OCNやIIJなどなど各MVNOではドコモと全く同じ周波数帯の電波を使うので、MVNOによってプラチナバンドが使える・使えないの差はありません。
使える電波・周波数帯の差は「端末に依存」します。

4G LTE とW-CDMAの使えるバンドと周波数帯の一覧がこちらです。
4G LTE とW-CDMAの使えるバンドと周波数帯の一覧
※auの3GはCDMA2000なので割愛、ソフトバンク系はMVNOがないので省略しています。

バンドと周波数帯の一覧PDFファイルはこちら
PDF

ドコモ系MVNOでは、3G(FOMAエリア、FOMAプラスエリア)と4G LTE(Xiエリア)がすべて使えますが、au系MVNOのmineoとUQ Mobileでは4G LTEのみ使用可能で、3G回線(CDMA2000のWIN HIGH SPEEDエリアなど)が使えません。

auの4G LTEは比較的電波が良いのですが、都心部でも3Gになることが時々ありますし、山間部に行くと3Gしか入らないところも少なくありません。
なので、この時点でボクの中ではau系のSIMは候補外となりました。

これまでドコモで使っていたドコモのスマートフォン端末をドコモ系MVNOで使うことはもちろんできるのですが、ひとつだけ欠点があります。

スマートフォンをWi-Fiルータのように使う「テザリング機能」が使えなくなります。
街のショップやオークションなどでドコモ端末を調達した場合も同様です。

テザリング機能なんて不要という人は問題ないです。
どうしてもテザリングが必要な方は、テザリングアプリを入れたり、ソフトを書き換えたりすることで、ドコモ端末のままテザリングすることも可能です。
これは自己責任でお試し下さい。

SIMフリー端末だと、ドコモ系MVNOのSIMでバッチリ「テザリング」が可能です。
(テザリング対応機種に限る)

au系MVNOはauのスマートフォンでテザリングが可能です。
ここはau系のメリットですね。

(8)端末の選び方 ~ 電波編2
では、どの端末がどの電波の周波数帯が使えるか、ということですが、わかりやすく一覧表にしました。

●が多いものがたくさんの電波を利用することができる端末です。
ドコモ系でしたら、4G LTEではバンド1の2.1GHz帯がメインではありますが、バンド19の800MHz帯があると山間部で利用しやすくなります。
W-CDMAの3Gでは、バンド6の800MHz帯のFOMAプラスエリアがあると良いです。

au系のLTEバンド1の2.1GHz帯に対応している端末は多いのですが、au(KDDI)のLTEは800MHz帯をメインにエリアを作っていますから、2.1GHzのみに対応した端末ではまともに利用できないと思います。

主要SIMフリー端末 対応バンド表
主要SIMフリー端末 対応バンド表

主要SIMフリー端末 対応バンド表PDFファイルはこちら
PDF

SIMフリー端末のメリットは、海外に行った時も海外の現地のSIMを挿してそのまま使えたりできることもあります。
また海外に行かない人にとっても、下取価格が高額になる傾向があるので、一年ごとに新しい端末を買ったりする方にもピッタリです。

しかし、スマートフォンやパソコンの使いかたが良くわからない、よくスマートフォンを紛失したり壊したりする、という方は、素直にドコモやauのキャリア契約のスマートフォンで手厚いサービスを受けたほうが良いでしょう。
単に安くしたいというだけで、格安SIMを使ったMVNOにするのはオススメしません。

また、最近はSIMフリー端末も増えて、かなりお手頃な価格のモデルもありますが、「安かろう悪かろう」なスマートフォンやタブレットが多いのも事実です。
上記のSIMフリー端末はだれが使ってもストレスがないモデルを選んであります。

これらのSIMフリー端末の詳細について【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.2で説明をします。

バラエティに富んだカニ専門店 ~ 上野 かに道楽 上野店

バラエティに富んだカニ専門店 ~ 上野 かに道楽 上野店
バラエティに富んだカニ専門店 ~ 上野 かに道楽 上野店
バラエティに富んだカニ専門店 ~ 上野 かに道楽 上野店

カニといえば「かに道楽」。
大阪の道頓堀にある「動くカニの看板」は大阪の名所のひとつでしょうかね。

前回カニ専門店で食べたのは、大阪だったか、三重県だったか。
と、三重県のお店を調べてみると、なんと「かに道楽」ではなく「札幌かに本家」という店でした。(汗)

看板もすごい似ている…。
というかこれは、どちらが元祖か知りませんが…ここまでソックリで大丈夫でしょうか。(笑)

今日は一緒にいた方の希望で「カニ」を食べることにしました。

その時は銀座に居たので「銀座八丁目」のお店に行こうと思い電話で予約しようと思ったのですが、あいにくの満席。
ということで、最寄りなのは上野かな?ということで上野店に向かいました。

銀座のお店はちゃんとカニの看板がついていたのですが、上野店には看板がありません。
これはマイナス点ですね。

かに道楽は雑居ビルの8階にあります。
8階までエレベータであがり、ちょっと古ぼけた感じのするエントランスの水槽にはたくさんのカニがいます。

4名掛けのテーブルに通されましたが、店内は外国人率が高いですね。
中国系の方々でしょうか?

今回は、「蟹会席 昴 6,696円」をお願いしました。

・茹でかに味くらべ
・かに刺身
・かにすき紙鍋
・かにグラタン
・かに寿司
・吸物
・デザート
です。

基本的に上記の順番で料理が運ばれてきます。

茹でかに味くらべでは、ズワイかに、タラバかに、毛かにが出てきました。
確かにそれぞれ味が違いますね。
どの蟹もそこまで新鮮だな!とは思わなかったのですが、特に毛ガニはホクホクと栗っぽい味を感じました。
まあ美味しく頂けました。

かに刺し身は次第点です。
茹でてあるカニのほうが好きかな?

かにすき紙鍋はあまり印象に残る感じではないですね。

グラタンは、カニの風味が無ければファミレスで出てくるものと大差ありません。

カニ寿司は、まあこんなもんかな?レベルで、ちゃんとしたお寿司屋さんで出すレベルには程遠いです。
街のパックの持ち帰り寿司に、毛が生えたレベルですかね。

吸物は普通。
デザートは3種類から選べましたが、雪見だいふくを貰いました。

そうですねぇ、全体的に蟹のレベルは高くはありません。

ここは美味しい蟹を食べに来るというよりは、バラエティのある蟹料理を食べに来るという感じでしょうか。
そういう意味では、中国人を始めとした外国人客に人気があるのもうなずけます。

まあ、値段相応の料理とも言えますね。

美味しい蟹は、やはり北海道や北日本、北陸などのお寿司屋さんなどで、採りたて茹でたてを食べた方が良いですね。

同行者からリクエストがあればリピはあるかもしれませんが、自分から好んでこちらに来ることは無いと思います。(◯_◯;)

かに道楽 上野店

夜総合点★★★☆☆ 3.2

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