東京トンコツラーメンNo.1田中商店の姉妹店 ~ 秋葉原 田中そば店

東京トンコツラーメンNo.1田中商店の姉妹店 ~ 秋葉原 田中そば店

東京のベストとんこつラーメンという博多長浜らーめん 田中商店
ここ秋葉原 田中そば店はその姉妹店で、本店とは違って喜多方ラーメンをベースにした田舎風のラーメンです。

秋葉原の裏通り、パソコンジャンクショップに紛れたお店です。
このお店は新しくてキレイで照明も比較的明るく大きなガラスの店舗なので、周りからは少し浮いている感じもあります。
特にこの辺のパソコンショップは暗くて怪しい中古屋さんなどが多いですからね。
ここまで末広町駅寄りに来ると、萌え系のお店も少なくなって殺伐としているのですよ…。

自販機は外にあって、紙ではないプラスティック製の札を買って中に入ります。
昔の学校の食堂のようです。

Uの字型の厨房を囲んだようなレイアウトの店内には先客が8名ほど。
店員さんは、店主のような料理人とアシスタント、あとは接客をする女性の合計3人です。
お店はそこまで大きくはないものの、ひとりで調理をしているので提供時間は遅めです。
水は基本的にセルフサービスなんですが、途中で店員が水のおかわりを持ってきてくれました。

最初なので注文したのはベーシックな中華そば。味玉だけはトッピングします。
味は塩トンコツです。
「あっさり」と「こってり」が選べて、こってりは背脂がいっぱいらしいのですが、最初ですからノーマルに近い「あっさり」を頼みました。

始めにスープを飲むと、トンコツと塩と旨味がガツンときます。
これで「あっさり」かぁ。かなりきますね。
化学調味料もガシガシ使うのは最近流行りとは違いますが、ある意味正しいと思います。
なんか、バターなど入れたら美味しいかなと邪道に思う感じもありました。

麺は中太平打ちでこのスープには合ってて、特上な麺では無いですが、結構美味しく食べられます。
チャーシューもこれまた極上ってわけではないのですが、これまた結構食べられます。
ゴハンとも合いますね。

テーブルの上にある辛味調味料をラーメンに入れてみましたが、これは相当辛いです。
「スプーン一杯が目安」と書いてありましたが、そんなに入れたらボクは辛くて食べられなくなってしまいます。

恐らくこのお店は、「ラーメンとはこういうものでOK」という割り切りが上手いように思います。
商売ベースというか、最高じゃないんだけど、ラーメンってこういうモノだよねっていうのを知っているような。

最初はあの田中商店と同じレベルのお店が都内の交通の便が良い場所で食べられると思ったのですが、単純に田中商店本店の代わりになるようなお店ではなかったです。
本店とは味の方向性はもちろん、レベルも違いました。
味がキツイので、食べ終わって家に帰ってからも口の中に残る感じもします。

とはいえ、このお店が完全にNGというわけではなく「田中商店が提案する喜多方風の田舎ラーメンを食べよう」という感じで食べれば、まあ良いような気もします。

一度行ってみても悪くはありません。
とりあえず、リピあり。

田中そば店 秋葉原店

夜総合点★★★☆☆ 3.5

関連ランキング:ラーメン | 末広町駅秋葉原駅湯島駅

東京No.1のカツカレーを超えた洋食屋さん ~ 高田馬場 馬場南海

東京No.1のカツカレー屋を超えた洋食屋さん ~ 高田馬場 馬場南海

ちょっと訳のわからないタイトルですが、東京でNo.1のカツカレーを出すと「噂」のキッチン南海 神保町店
この馬場南海は姉妹店ですが、こちらのほうが美味しいということです。
正直なことを言うとボクは馬場南海ではカツカレーは食べていなくて、今回の初訪問では「ヒラメフライ+生姜焼き」を食べましたが、この店は全般的にキッチン南海 神保町店を超えた味だと確信しました。(笑)

馬場南海は4度目の正直で食べることができました。
というのも、食べログのお店情報によると22時まで営業しているとのことですが、いつ行っても閉まっています。
(もっと早い時間に行けば良いのですが…)
なので、今回は事前にお店に電話をして営業確認をしてから向かいました。
お店の方にもちゃんと聞きましたが、こちらは21時までの営業です。
ラストオーダーも21時で良いとのことですが、21時ぎりぎりに行くのはあまり薦められないですね。
食べログの店舗基本情報も修正しておきました。

こちらはキッチン南海 神保町店と比較すると、まずお店が小奇麗。
神保町店は男性比率が高く、皆さん料理をかき込むように、黙々と、熱気がある中も殺伐とした雰囲気の中で食べています。(笑)
一方こちらはかなりほのぼのとしていて、高田馬場という場所柄かボクが行った時は先客6名中4名が大学生でした。
しかもそのうち2人は女子大生で、料理を食べ終わった後もテーブルでしばらく会話をするぐらいのんびりしたお店です。
もちろん良い意味で、です。

お店の方も、年配のマスターとお母さんがやっていました。
入り口の左手にある小さな自動販売機で食券を買います。

カツカレーを食べるつもりだったのですが、どうもヒラメフライに目が行ってしまい、誘惑にまけてそちらを頼んでしまいました。
前日にゴーゴーカレーを食べたのもありまして…。

大きな鍋でフライを揚げているをみると、思ったより衣がしっかり付いていて、色も濃かったので食べきれるか心配でした。
カウンターに運ばれてきた料理はキャベツのせいもあるとは思うのですが想像以上のボリュームです。
ゴハンは大盛にしなかったのですが、量は思ったより少なめでした。
すべてのメニューに目玉焼きが標準で乗っているのも嬉しいですね。

ヒラメのフライってあまり食べたことが無いのですが、ひとくち食べてみると、衣がサクっとしていて油臭さは全く感じません。
これは驚き。
そしてヒラメの味も良くって魚の生臭さもありません。
豚の生姜焼きも、特別良い肉ではないと思うのですが、全然固くなくてこれまたウマイ。
キャベツもウマイ。
半熟の目玉焼きがウマイ、ウマイ。
ちょっと冷めたスパゲッティもウマイ。
味噌汁は赤だしでかき卵が入っていて、柚子の香りがほのかにしています。ウマイ。
テーブルにおいてあるカラシがフライに合います。ウマイ。

これで750円!?
オトク過ぎる。
山の手線の反対側の東京駅あたりからわざわざ食べに来ても後悔はしないですね。

神保町のお店も良いと思うのですが、味や雰囲気も含めてこちらのお店のほうがボクの好みでした。
次回はタイトル通りに東京No.1であろうカツカレーに色々トッピングをして、大盛で食べようと思います。

キッチン南海を知っている人も、そうでない人にもオススメです。
完全にリピあり。(^^)

馬場南海

夜総合点★★★★ 4.5

関連ランキング:洋食 | 高田馬場駅目白駅下落合駅