メインPCで使うSSDを3種類テストしてみた

SSD比較

メインで使っているノートパソコン、ThinkPad T420にSSDを入れてみた。
SSDは最近だいぶお手頃価格になったものの、まだ安くはない。
特にボクが欲しい180~256GB程度の比較的大容量のSSDはまだ高価。

デスクトップパソコンであれば、OSや主要なソフトのみを比較的小さくて安価なSSD(80GB程度?)を起動ドライブCとして使って、ドキュメントや写真、動画などは1TB~2TBのセカンド3.5インチHDDに入れることも可能だが、ノートパソコンだとそういう訳にはなかなかいかない。

(正確にはThinkPadは光学ドライブの代わりにセカンドHDDを入れるベイアダプタがあるのだが、ボクはBlu-rayドライブを入れて使っているので、セカンドHDDは使いたくない)

パソコン好きな友人の協力の元、以下3つのSSDを実際に自分でベンチマークテストをしてみた。
◆Intel 520シリーズ 180GB Read 550MB/s Write 500MB/s 約21,000円程度
◆Verbatim SSD 240GB Read 550MB/s Write 510MB/s 約27,000円程度
◆Crucial M4 256GB Read 412MB/s Write 260MB/s 約20,000円程度

まずは全部のSSDを同じ環境でテストしたかったが、日常使っているパソコンを使ってのテストなので、各々のテストの内容の方法や状況に若干の違いがあるため、誤差がある可能性があることを最初にお断りしておく。

テストは基本的にSSDをセカンドドライブではなくCドライブとし、OSをクリーンインストールして比較する。

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Window7をWindowXP(Windows2000)っぽく使う方法

時代はWindows8がそろそろ発売される頃になってきましたが、ようやくWindows7ユーザになった方も多いはず。
ボクは一昨年ぐらいから使っていますが、WindowsVistaに比べて安定しているものの、タスクバーや画面があまり好きでは無いですね。

という訳で、できるだけWindow7をWindowXP(Windows2000)っぽく使う方法を記載しておきます。

1.デスクトップ初期状態
下のタスクバーが大きくて違和感があります。
また、タスクバーの左のほうにあった「クイック起動」や「デスクトップの表示」が無いので使いづらいです。
デスクトップ初期状態

2.クラシック画面に変更
デスクトップ画面の適当な場所で右クリック、「個人設定」→「テーマ」→「Windowsクラシック」を選びます。
Windowsクラシック画面に変更

3.タスクバーを小さく
タスクバーの適当な場所で右クリック→「プロパティ」→「小さいアイコンを使う」にチェック、「タスクバーのボタン」→「結合しない」に設定。
「ツールバー」の項目のチェックを全部外す。
タスクバーを小さく
タスクバーを小さく

4.各種アイコンをデスクトップに復活
デスクトップの適当な場所で右クリック→「個人設定」→「デスクトップアイコンの変更」→「コンピューター」「ごみ箱」「ユーザのファイル」などにチェックを入れる。
デスクトップの適当な場所で右クリック→「表示」→「小アイコン」を選択。
デスクトップアイコンを復活

5.クイック起動を作る
操作しやすいように「タスクバー」の適当な場所で「右クリック」「タスクバーを固定する」のチェックを外し、タスクバーを縦にやや大きくする。
タスクバーの何もないところを右クリック「ツールバー」→「新規ツールバー」をクリック。
フォルダーを選択する画面が出るので、アドレスバーに下記のパスをコピーして貼り付ける。

%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer

クイック起動を作る
「Quick Launch」が表示されたら、そのフォルダの中にある「デスクトップの表示」をタスクバーのInternet Explorerと書いてあるところにコピーする。

7.「Quick Launch」をタスクバーの一番左にドラッグして持ってくる
移動できたら「Quick Launch」を右クリックして「ボタン名の表示」と「タイトルの表示」のチェックを外す。
「Quick Launch」をタスクバーの一番左にドラッグして持ってくる

8.クイック起動の場所に自分の好きなソフトやショートカットを置く
あとはWindowsXPや2000のように自由にショートカットを置くことができます。
ボクはブラウザ(GoogleChrome)とSkype、iTunes、ドキュメント、デスクトップの表示を置いています。
最後にタスクバーを右クリックして「タスクバーを固定するにチェック」をして完成。
クイック起動の場所に自分の好きなソフトやショートカットを置く

これで個人的にはかなり使いやすくなっています。
Windows8になっても、こうやって使いたいなぁ。
Windows7のほうがいいOSのような気がしますが。。。(笑)

PCを買い換えたり、HDDを交換した時にiTunesを完全にバックアップして戻す方法

iTunes

PCを買い換えたり、HDDを交換した時にiTunesに入っている音楽やビデオ、アプリなどのライブラリを完全にバックアップして戻す方法です。
新しいPCに移行させたり、パソコンのドライブ(HDDやSSD)を交換した時に役に立つと思います。

iPhoneやiPod touchなどのデータが消えてしまったら大変なことになるので、iTunesのバックアップも大切ですね。

万一PCが壊れた場合のバックアップの目的もあるので、定期的に複数の外付けハードディスクなどに保存しておきたいですね。
以下の方法は、音楽ファイル(AACやMP3)やiPhoneアプリはもちろん、プレイリスト、再生回数など全部移行することができます。

外付けハードディスクを1台、できれば2台用意しましょう。

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SSDを高速・爆速化! Windows7 で IDE互換からAHCIに変更

Intel SSD 520-180GB

結構ハイスペックなデスクトップパソコンにSSDを入れているのだが、CrystalDiskMarkでベンチマークを測ってみるとあまり速度が出ていない。

【主なスペック】
CPU Intel 第2世代 Core i7 2600K 3.4GHz-3.8GHz(4コア/8スレッド)
メモリ 8GB
SSD Intel 520 180GB SATA III 6Gbps (Read 550MB/s Write 500MB/s)
マザーボード Asus P8 H67-M PRO
OS Windows7 Professional 64bit

Intel Core i7 2600K + Intel 520 180GB IDE互換

うーん遅すぎる。同じSSDをノートパソコンに入れてももう少し速いんだけど。。。

と思っていたら、どうもIDE互換モードになっているっぽい。
BIOSを調べたらやはりIDE互換になっていた。
最近のSSDなら、AHCIのほうが良いみたい。

まずWindowsにログインして、レジストリとBIOSの設定を修正しよう。
修正前にはレジストリのバックアップをお忘れなく。

(1)画面左下「スタート」ボタン→「検索の開始」ボックスに「regedit」と入力してEnterキーを押す。
 「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「続行」をクリックしてレジストリ エディターを起動。
(2)起動したレジストリ エディターで、左のツリーより  
 「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Msahci」というサブキーをクリック。
(3)右側のウィンドウにある「Start」という項目を右クリック「修正」をクリック。
 表示される画面で「値のデータ」に「0」と入力して「OK」をクリック。
(4)起動したレジストリ エディターで、左のツリーより  
 「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\IastorV」というサブキーをクリック。
(5)右側のウィンドウにある「Start」という項目を右クリック「修正」をクリック。
 表示される画面で「値のデータ」に「0」と入力して「OK」をクリック。
(6)レジストリ エディターを終了し、続いてWindows7を終了する。
(7)BIOSセットアップでSATAの設定を「IDE互換」から「AHCI」に変更してBIOSを保存。Windowsを起動。
(8)多分、爆速になっているはず。

※BIOSの出し方はメーカーによって異なります。
各メーカーのBIOS画面の出し方はパソコン起動時に以下のキーを押します。
NEC、富士通、SONY、Panasonic、DELL=起動時に「F2」キーを押します。
東芝=「ESC」キーを押しながら起動し、メーカーロゴが出たら「F1」キーを押します。
Lenovo(IBM)=起動時に「F1」キーを押します。
Acer、Asus、自作機など=起動時に「Delete」キーを押します。
HP、エプソン=起動時に「F10」キーを押します。
その他のメーカーのBIOSの起動方法、及びBIOSの使い方などについては各パソコンメーカーにお問い合わせ下さい。

これが、AHCIに変えた結果。
Intel Core i7 2600K + Intel 520 180GB AHCI

うーん速い。体感できるぐらい速くなったー(^-^)
Seq Read 294.3MB/s → 439.8MB/s
Seq Write 244.4MB/s → 254.3MB/s

特に、4K QD32は
Read 26.63MB/s → 232.8MB/s
Write 114.9MB/s → 228.2MB/s
とケタ違い。
今までのは何だったんだろうか。。。

あまり実用的数値ではないけど、メーカー公表スペックデータに近い数字を出すために、ランダムでないデータ(All 0x00)で測ってみると相当速い!
Intel 2600K+Intel SSD 520 180GB AHCI All 0x00

SSD買うならできる限り6Gbps対応のもので、容量も大きいほうが色々といいですねー。
まだだいぶ高価ですが、ずいぶん安くなりました。

SSD最適化のお話と、メインで使っているノートパソコンのSSD化のお話はまた今度。