カーインプレッション BMW 525i Msports (E39)

BMW 525i Msports (E39)
ボクが最も好きな、好きだったクルマのひとつ。
夜中に某所でゴッツンコしてスポイラーを割ったり、雪道をノーマルタイヤで走ってスピンしたり、しまいにドナドナされてしまったが、今でも最も気に入っているクルマ。

E39の525iと言えば、5シリーズで最も排気量が小さな直列6気筒で、いまやBMWでもラインナップの少ないシルキー・シックスの自然吸気エンジンを搭載する。

192psと必要十分なパワーのエンジンをレッドゾーンまで引っ張って操るのは、ある意味、日常的には過剰な大馬力のM5などに乗るより楽しいかもしれない。

M5に似たスタイリッシュなエアロパーツに、17インチとはいえ低扁平率なタイヤを履き、高速道路でも、ワインディングでも、駆け抜ける喜びを与えてくれた。

高速道路ではふわわkm/hを超えても、路面に張り付いたように直進し、スピードによる恐ろしさは微塵も感じさせないし、50:50の重量バランスがもたらすのか、ワインディングのタイトなコーナーでも、驚くほどクルクル曲がってくれる。

ボディサイズもデザインでも、今もベストなBMWのひとつだと思っている。

続きを読む カーインプレッション BMW 525i Msports (E39)