電子書籍配信とレンタルブック

iPad やら Amazon Kindleで流行るかも?的な電子書籍だが、使い方とプライスはどんなもんだろう?

NTTドコモがスマートフォン向けに電子書籍配信サービスを試験提供へという記事や、シャープが電子書籍端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」を発売、電子書籍配信サービスも・・・と、様々なメーカーや通信キャリア、出版社などが競って参入している電子書籍サービスだが、デファクトスタンダードになるのは一体どのサービスなのだろうか?

一方で、富山には凄まじく安く、ラインナップも豊富なレトロでアナログなレンタルブック(漫画がメイン)屋がある。

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カーインプレッション ALPINA B5S (E60)

Alpina B5
世界最速かつ最高級ドライビング4ドアセダンのひとつ。
AMGやBMW M5など大馬力セダンは他にもあるが、クラフトマンシップのハンドメイドな内装など量産車ではないところがミソ。

見た目はBMWとほぼ同じなので、普通の人から見ると、普通のBMWとしかわからないと思うが、デコライン&フィンスポークホイール&控えめなスポイラーがアルピナのしるし。

普通のBMWとは名実ともに別格な存在。

B5S(E60)は既に旧モデルとなり、F10系にフルモデルチェンジした新B5 BiTurboが発売となった。
B5SとB5 BiTurboの違いはもちろんシャーシやトランスミッションにも目が行くが、一番の違いはエンジンがスーパーチャージャーからターボに変わったことだろう。

モデルチェンジしたことによって、最高出力が537psから520psにダウンし、最大トルクも74.0kgmから72.9kgmにダウン。
最高速度も、317km/hから307km/hに落ちてしまった。0→100km/h加速は4.6sec.と同じだが。

ちなみに、B5Sのマイナーチェンジ前のE60 B5は、510ps、71.4kgm、最高速度314km/hとなっていた。

まあ、500psも超えれば日本国内でそのパワーを発揮して走れる場所は無いし、単なるスペックの違いで、乗り比べてもパワーの差はわからないかもしれない。
(新B5 BiTurboには乗ったことが無いので)

E60 M5でも書いたとおり、新5シリーズはシャーシコンポーネンツを7シリーズと共有しているため、ボディが大きすぎる。
だからボクは、先代のE60のほうが好きだ。先々代のE39も好きだが。

V型8気筒4,400ccのスーパーチャージャーは、アクセルを踏み込むと後ろから蹴飛ばされたように加速するが、ALPINAの魅力はエンジンだけに留まらない。
室内の本革の質感、上品なインテリア、元はBMW545iとは思えないほど違うクルマに感じる。
何が違うかというと、非常に抽象的だが、オーラが違う。

M5がスーパー・スポーツ・セダンだとするならば、ALPINAはラグジュアリー・スポーツ・サルーンと言えばいいか・・・。
(アルピナではリムジンと呼んでいるが・・・)
インテリアでいうと、アルミパネルが似合うのがM5、木目パネルが似合うのがB5S。

M5とはトランスミッションも違って、6速スポーツATのWITCH-TRONIC。
ステアリングでスポーティにギヤチェンジすることができるが、ゆったり走ればストレスのないオートマチックの高級車そのもの。

E60 B5Sの最終的な価格は1,697万円とM5を超える高額なものであった。
しかし、これまたリセールバリューの悪いB5Sとマイナーチェンジ前のB5は、逆にいうと中古で買えば非常にオトクとも言える。
もっとも、M5と違って玉数が少ないだろうが。

しかし、20インチもしくは19インチのタイヤはいくらするかわからないぐらい高価だろうし、BMW正規ディーラーでメンテナンスできるとはいえ維持費は高いだろう。

2014年10月現在、60,000km走行のB5(B5Sではない)中古車が348万円。
低走行車とはいえ、安くは無い。

若い人がALPINAに乗っても、カッコ良くはないんだろうな。
いくらお金持ちでも40代以降ぐらいじゃないと、分不相応というか逆にカッコ悪いかもね。

歳をとって、お金持ちになったら欲しいクルマではあるが、その頃にはALPINAも良くてハイブリッド、もしかすると水素自動車か電気自動車になっているかも。

いまなら、M5のほうを選んでマフラーやエンジンをチューンして乗りたいな。
海外ではM5をツインターボ化して800psとかざらにあるらしいし(笑)
あ、NA(Natural Aspiration=ターボやスーパーチャージャーのような過給エンジンではない)のほうが好きだったw

ま、免許証が何枚あっても足りません、よね。