iTunesで安くて便利に楽曲を管理する方法

iTunes

iPhoneを持っていてもiPod機能やiTunesを積極的に使っていない人もいると思うので、ちょっと活用ガイド。

オンラインのiTunes Storeで好きな楽曲を手軽に買うことはできるが、デメリットも存在する。
また最近では、AmazonでもDRM(デジタル著作権管理)フリーのMP3を販売しているが、そのデメリットとは・・・。


基本的にオンラインで買った楽曲は、
・MP3 or AACの128kbpsまたは256kbpsの低ビットレートしか選べない
・DRMがついていて、PCの引越とかPC複数台利用のときに不便な可能性がある(一部DRMフリー。AmazonはDRMフリー。)
・値段は(思ったより)安くはない
という欠点がある。

ではどうすれば良いか?
答えは簡単。TSUTAYAとかでCDをレンタルしてくるw

ただし、新曲が欲しい場合、邦楽では発売日から基本的に2週間後、洋楽では発売から1年後にならないとレンタルされない。
まぁ邦楽なら2週間待てばいいし、洋楽で買うほど好きなアルバムなら、Amazonで輸入盤であれば1,000円程度で買えるから買ってしまうのもひとつの方法。
邦楽を安く発売日に聞きたいけど、金がかかるのはイヤって人は予約して新品で買って、iTunesに入れてからブックオフなどで売るなり好きにしてください(‘A`)

少しでも節約したい人は、TSUTAYAなどは時々CD20枚借りて3,000円キャンペーンなどやっているので積極的に利用しよう。
20枚も借りるのは大変だけど、少しでも安くしたいなら、当日レンタルにして一気にiTunesに入れてしまうのもひとつ。
あとブックオフなどで、時々欲しかったCDが激安で叩き売りされている場合や激レアな商品もあるので、暇なときはチェックしたりするのも吉。

で、iTunesに取り込むのだが、この時に好きなビットレートと保存形式を選ぶ。

128kbpsのAACをiTunesで取り込めば、楽と言えば楽だが、音質の劣化は避けられない。
ビットレートをあげて256kbps or 320kbpsやApple ロスレスを選ぶと音質は向上するが、AAC対応のソフトやポータブル・ミュージック・プレイヤー(iPodやWalkman)でしか再生できない。(Appleロスレスを選ぶと基本的にiPod or iPhoneオンリー)

まぁ、普通のイヤフォンで聴くなら128kbpsのAACでも十分と言えば十分だが、音にこだわる人はAACやMP3に変換するにしてもビットレートをあげたほうがいいだろう。

また、iTunesのエンコード(変換)性能に疑問を持つ人もいると思う。
そのようなマニアの方は自身でググって最適なエンコーダを使えばいい。

WAVファイルにしておけば、音質の劣化は避けられるが、ファイルサイズが大きくなり、ディスク容量を圧迫するので、これは各々のPCのハードディスクの容量やオーディオプレーヤーの容量、または好みで設定するしかない。

ちょっと話が長くなった。以下簡単に説明する。
1.iTunesのインポート設定を「MP3」「カスタム」「320kbps」「可変ビットレート使わない」「サンプルレート=自動」「チャンネル=自動」「ステレオモード=通常」「スマートエンコード調整=しない」「10Hz未満の周波数帯域をフィルタリング=しない」などに設定する。
2.安く借りてきた or 買ってきたCDをパソコンに入れる。
3.パソコンがネットに繋がっていれば、CDDB(Gracenote)から楽曲の名前のデータを自動的に入れてくれるのでインポートを開始する。
4.楽曲をインポートしている間に、そのCD名をGoogle画像検索で調べて、ジャケットの画像ファイルをダウンロードする。
5.インポートが完了したら、インポートしたCDの楽曲をすべて選択しプロパティを押す。
6.アートワークのところにダウンロードしたジャケットの画像をドラック アンド ドロップする。
7.アーティスト名のところにXXX featuring~ となっている場合があるが、そうするとiTunesでは同一アーティストアルバムではなく、「様々なアーティスト」や「V.A(Various Artists)」となるので、featuring以下を削除してしまい、プロパティのオプションの「コンピレーションの一部」を「いいえ」にする。
8.featuring~の情報を残しておきたいのであれば、アーティスト名ではなく、曲の後にfeaturing~と自分でコピー&ペーストする。
9.時々アルバム名の横に「BONUS TRACK」と書いてあるので、邪魔なのでこれも消してしまう。
10.CDDBの情報は時々間違えがあるので、一応チェックしておく。
11.これで一応完成。ポータブルで使いたい人はiPod、iPhoneなどに転送(同期)する。

そうすると、自分仕様のiTunesができる。
アートワークも綺麗に埋め込まれるので、ダウンロードしたものと比較しても遜色ない。

まぁ、ちょっと一手間かかりますが、安くて、音質も良い音楽環境が整いますよ、っと。

もっとiTunesの面白い使い方や便利な使い方があれば教えてくださいね。

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