「装身具」カテゴリーアーカイブ

Apple Watchの考察と一覧表、時計のガラスの種類、鉱物など素材の硬さの一覧表などをまとめてみました

Apple Watchを使い始めてからもうすぐ1ヶ月。

結局、Apple Watch購入後にすぐ入院してしまい、今日現在も絶賛入院中なので、Apple Watchの便利さや不便さはまだ実感し辛い状況です。

10月1日から現時点で24日間の入院生活…。決して短くは無いなぁ。

とはいえ、Apple Watchはまあまあ使えるアイテムだと感じているので、
「うーん、となるとApple Watch SEではなく、やっぱり上位モデルのSeries 6のほうが良いなぁ。欲しいなぁ。」
と思えたりしてきました。

それで、いくつか下調べをしてサイトを眺めていると…、なんとApple Watch SEって「サファイヤクリスタル風防」では無いんですね…。
※風防とは、腕時計の文字盤を覆うガラスの部分のことです。

完全に見落としていました。
ショック!

Apple Watch SEは「Ion-X」という強化ガラスで、もちろんそれなりに固くて強度はあるんだけど、傷が付きやすいとのこと…。
Oh my god!!

その他、Apple Watch SEよりもSeries 6のほうが良いなっていうポイントなどをまとめてみました…。

■ 自分がApple Watch Series 6にしたほうが良いと思ったポイント

・アルミケースよりもステンレススチールケースのほうがキレイ!
・しかし、ヨドバシカメラでSeries 6のステンレススチールケースを見たけど、結構ケースが傷付いている…
・展示品とはいえ、壁とかに当てまくったりしてる訳ではないだろうに…
・ROLEXとかのステンレスってあんなに傷ついたかな…?
・それなら、Series 6のチタニウムモデルはどうかな…?
・チタニウムモデルの展示はApple Storeにしかないとのこと…うーん…

・Series 6から搭載されている「血中酸素ウェルネスセンサー」は使ってみたい。
しかし測定には、腕を15秒肘や机の上に固定する必要があるとのことで、実際は気軽に使うことはまず難しいかもしれない。
SpO2(経皮的動脈酸素飽和度)は簡易的なもので、かつ第1世代なので医療用のオキシパルスメーターのようには使えないらしい…

・Apple Watch SEだと、そろそろ解禁されるかもしれない「心電図(ECG)」の機能追加に対応していない!?
ショック!

あと、
・画面の常時点灯
・高速充電可能なS6 SiPチップ
っていうのも魅力あるな。

しかし…、Apple Watch Series 6の「44mmチタニウムケース GPS+Cellularモデル ホワイトスポーツバンド」だと96,580円(税込)もしちゃう。
AppleCareも付けると110,660円(税込)!?

Apple Watch SEの「44mmシルバーアルミニウムケース GPSモデル ホワイトスポーツバンド」だと36,080円(税込)。
「AppleCare+ for Apple Watch SE」5,280円(税込)を付けても、合計41,360円という価格。

その差69,300円。
高い!高すぎる!無いわ!そりゃ無いわ!笑

見た目はほぼ同じ、パッと見の違いはケースがチタンになっただけで、めっちゃんこ変化が無い…。

まあ、だいたいの他人から見れば、Apple Watch ユーザーじゃないとSeries6かApple Watch SEか、アルミなのかチタンなのかも違いがわからないだろうしね。

Apple Watch SEからSeries 6のチタニウムに替えたとして、満足度の上昇率は多分10%も向上しないだろうし!笑
今のApple Watch SEが22,000円ぐらいで下取りに出したとしても、88,660円の追加投資はないね!笑

しかも、チタニウムケースやステンレススチールケースはGPSオンリーのモデルが無く、GPS+Cellularモデルしか無い…。
GPS+Cellularは格安SIMで使えず、キャリア契約必須だから嫌いだし。

ということで、Apple Watchの違いを把握すべく、歴代モデルの特徴を表にまとめました。
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【硬いモノ】ZIPPO

Zippo

ジッポー Zippo 価格9,000円 (ゴールド&シルバーモデル 1991年当時の価格)

【 ライターの理想の条件を実現した合理性こそアメリカンスピリットだ 】
 煙草の味を覚えた男達が一度は手にするのがジッポーのオイルライター。以来、熱烈なファンになってしまう男は多く、中にはコレクターの仲間入りするケースも少なくない。ジッポーには単に煙草に火を点けるという以上に、男にとってある種シンボリックな意味もあるようだ。ベトナム戦争当時に兵士達の間でジッポーに呪文や遺言を彫って胸に入れておくと命が助かるというまじないが流行ったとか。そういう気分にさせる何かがジッポーにはあるらしい。
 ジッポーの歴史は大恐慌の最中だった1932年までさかのぼる。ペンシルベニア州ブラッドフォードで石油会社を経営していたジョージ・プレイスデルは、ふとしたきっかけでライター製造を思い立つ。あるパーティーで知り合った友人がオーストリア製のオイルライターで、煙草に火をつけようとしていたが、なかなかつかない。彼が「ドレスアップしたときぐらいもっといいライターを持つべきじゃないか」と言うと、それに対する友人の答えは「It works.(でもちゃんと点くんだ)」。言葉に詰まった彼の脳裏に理想のライターの条件が見えてきた。「いつでも確実に着火して耐久性が高い」このシンプルな条件を追求してジッポーが生まれた。長方形でヒンジによってフタを開閉し、風よけで芯を囲んだこのライターは、外見の仕上げとフリントホイールを除けば、現在のジッポーそのものといっていい。また、完全なライターの条件を満たすために永久保証としたのも最初からだった。修理が必要なら修理費も返送料も無料、友人の一言”It works.”は、ジッポーのスローガンとなったが、現在もこれを守っている。
 ジッポーはたちまち人気を博したが、第二次世界大戦を契機に一気に頂点に昇りつめた。いかなる天候でもつねに一発で着火するジッポーは、煙草ばかりでなくあらゆるものに着火できる。米軍将兵にとって欠かせない個人装備のひとつに加えられたのだ。戦争中は政府命令で日用品としてのジッポーは生産中止となったが、アメリカはもとより米軍が駐留する世界各国のPXで販売されるようになった。

今井今朝春、「世界の傑作品」、モノ・マガジン、第10巻第20号(通巻200号)、1992年10月2日、365ページ

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【硬いモノ】マグライト

マグライト

マグライト Maglite 価格8,000円 (ML2 単1電池2本モデル 1991年当時の価格)

【 護身用にもなる耐衝撃性、アメリカでもっとも信頼される懐中電灯 】
 日本は治安もよく、どこへ行っても、眩しいほど明かりの灯った国である。われわれはこれを常識としてとらえているが、広い国土を持つ他の国々では逆に、夜も明るく安全な場所のほうが、貴重であることも多い。これはその国の文明の度合いとは別に関係がなく、その証拠に、日本に比べて文明の度合いが、劣っているとは言いがたいアメリカですら、夜の闇はリスクの多い場所だというのが常識だ。
 だから日本では懐中電灯というのは災害時のための備えとして捉えられているに過ぎないのにくらべ、アメリカなどでは時には命に係わる道具として非常にシビアな目で懐中電灯を見ているようだ。
 マグ・インスツルメント社はそういったアメリカ社会の要求に答える、クオリティの高い製品を送りだしているメーカーとして世界的に有名だ。そのマグ・インスツルメント社の代表的製品といえる『マグライト』は懐中電灯に要求されるいかなる状況にも対処できることを目的に作られている。本体部分の素材は陽極酸化処理アルミ合金を使用。これは航空機の機体に使用されているものと同じ素材でエアークラフトアルミとも呼ばれるもの。耐衝撃性に優れているため、落としたくらいではびくともせず、場合によっては護身用のこん棒として使用されるほどの頑丈さを誇っている。
 ほとんどの製品がヘッドの部分を回転させることによって広角からスポット光までの調節も可能。ヘッド部分を外すとキャンドルとしての使用も可能になっている。また防水能力も高く生活防水機能を持っているため、湿度の高い場所での使用や雨の中での使用も可能だ。
 こういった品質が、高く評価されマグ・インスツルメントの製品は様々な用途に広く使用されている。大型のマグライトはアメリカ軍や警察でも採用され、一般の警備会社などでもこのモデルが使用されることが多い。小型のミニ・マグライトも大ヒット商品で、アメリカでは女性たちが、ケミカルケースとともに護身用としてバッグの中に入れて持ち歩くというのが常識になったほど信頼されている。

今井今朝春、「世界の傑作品」、モノ・マガジン、第10巻第20号(通巻200号)、1992年10月2日、219ページ

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