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Android au HTC J butterfly HTL21 ゲトしました

au HTC J butterfly HTL21

auのiPhone5のLTEのエリアが狭いことはわかっていましたが、あまりにも繋がりにくいので、本日よりAndroidも使うようにしました。

というより、ホントはLTEのエリアの問題ではなくて、お仕事で新しいAndroidが必要になりまして。
docomoの回線も調べてみましたが、山間部のエリアはあまり広く無いようで。

あと、auの4G LTE Androidを使っている友人に「iPhone5? 情弱(じょうよわ)乙www」と言われ…。
o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
(LTEの繋がらないiPhone5を使っているなんて情報弱者だろう。お疲れ様。アハハ!ってこと!!)

で、auのAndroidといえば、国産のIS04という迷機でさんざん苦労しましたので(笑)、ここは実績も確かなHTC(台湾製)を選びましょう。

最新版の、HTC J One HTL22HTC J butterfly HTL21のどちらにしようか迷いましたが、OSはどちらも同じAndroid 4.1ですし、Butterflyのほうが液晶のサイズが大きく、防水もついていて、ほとんどOneと遜色ないので、Butterflyを調達しました。

少し設定をしましたが、全く問題はありませんね。
5インチのフルHDの液晶も綺麗で良い端末です。
動作もサクサクしているし、Google系のサービスとの連携も良いです。

以前は5インチクラスはファブレットという認識もあったようですが、5~5.5インチぐらいであればまだ余裕でスマートフォンサイズですね。
というか、ファブレットという言葉自体あまり流行らず、死語に近いですね。

ただちょっと大きいので、手の小さな女性などは使いづらいかもしれないですね。

あと、少しAndroidがネックなのは、ウイルス対策などへの気配りが必要になることでしょうか。
ボクはESET SMART SECURITYのAndroid版を導入しました。

まだ設定などが必要ではありますが、ボチボチ使って行きましょうか。

あとはGoogle 次期Nexus7の発売を気長に待ちましょう。
さて、お仕事がんばりましょかね。(^_^)v

都会にあって、地方にないもの

都会にあって、地方にないもの。
東京都23区と富山県富山市(県庁所在地、中核市)と山梨の富士北麓・富士五湖(富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、山中湖村、忍野村、鳴沢村)を比べてみた。

いまはネットで色々買えるけどさ、生活するのには色々とねー。
(っ´ω`)ノ

◆まずは人口と広さの比較
・東京都23区=904万人 621.98km² (通勤人口は除く)
・富山県富山市=42万人 1,241.85km² (通勤人口は除く)
・山梨県・富士北麓・富士五湖=9.6万人 463.04km² (観光人口は除く)

◆東京・首都圏、富山市、富士北麓・富士五湖(山梨)のどこにでもあるもの
・コンビニ各社(セブン-イレブンローソンファミリーマートデイリーヤマザキ)
・ファミレス各社(ガストココスビッグボーイサイゼリヤジョナサン)
・ファストフード各社(マクドナルドモスバーガーミスタードーナツケンタッキーロッテリアすき家なか卯松屋CoCo壱番屋)
スターバックス
コメダ珈琲店
31アイスクリーム
牛角
はま寿司
幸楽苑
大戸屋
魚民
やきとり大吉
ヤマダ電機
ドン・キホーテ
ニトリ
オートバックス
イエローハット
レッドバロン
TSUTAYA
ゲオ
ユニクロ
洋服の青山
ブックオフ
ハードオフ

◆東京・首都圏にあって富山市や富士北麓・富士五湖(山梨)にはないもの
三菱東京UFJ銀行
Apple Store(裏日本には一切ない)
IKEA
Costco(富山県射水市にはある)
ビックカメラ
ヨドバシカメラ
ケーズデンキ(魚津市、甲府にはある)
・一部のファミレス(ジョナサンなど)(甲府にはある)
・一部のコンビニ(ミニストップなど)
エクセルシオールカフェ
SEIYU
とんかつ和幸(甲府にはある)
天下一品(甲府にはある)
ちりめん亭(甲府にはある)
てんや
・美味しい鰻屋
フェラーリアストンマーチンなどのディーラー
・歓楽街
・その他いろいろ

◆富山市と東京・首都圏にあって、富士北麓・富士五湖(山梨)にはないもの
みずほ銀行
三井住友銀行(ATMだけある)
ジョーシン電機
コジマ
100満ボルト
サークルKサンクス
タリーズ(甲府にはある)
ドトールコーヒー(甲府昭和にはある)
ベーカリーレストランサンマルク
サブウェイ(甲府のイオンにはある)
フレッシュネスバーガー(甲府にはある)
吉野家(甲府にはある)
びっくりドンキー(甲府にはある)
やきとり秋吉(甲府にはある)
紅虎餃子房
餃子の王将(甲府にはある)
大阪王将(笛吹市にはある)
らあめん花月嵐(甲府にはある)
來來亭(甲府にはある)
くら寿司(甲府にはある)
かつや(甲府にはある)
白木屋
笑笑(甲府にはある)
トイザらス(甲府にはある)
・パソコンショップ(甲府にはある)
・オーディオショップ(甲府にはある)
・映画館(甲府にはある)
・マンガ喫茶(甲府にはある)
・美味しいラーメン屋
・美味しいとんかつ屋
・美味しい定食屋
・美味しいお寿司屋
・美味しい魚屋
GU
メルセデス・ベンツBMWレクサスなどのディーラー(甲府にはある)
・繁華街
・海

◆富士北麓・富士五湖(山梨)にあって、富山市にはないもの
ノジマ
ベスト電器
デニーズ
ロイヤルホスト
バーミヤン
ジョリーパスタ
藍屋
かっぱ寿司
ラーメン山岡家
マツモトキヨシ
雑貨屋ブルドッグ
・遊園地(富士急ハイランド)
・大きな湖
・美味しいうどん屋

◆東京にはないもの
・美味しい水
・美味しい空気
・三霊山(富士山、立山、白山)
・安い不動産や駐車場

うーん、まだまだ調査不足だろうね。

ネットワークオーディオを始めてみる

最近流行りのネットワークオーディオ。
なかなか良い製品が出てきたので、メディア・ラボ長がネットワークオーディオを始めたいと言い出した。

なんでも山のようにあるCDをFLACWAVにリッピングしてNASに入れて、Hi-Fiシステムで聞きたいそうな。
(FLACは音質を劣化させない圧縮ファイル形式、WAVはCD音質を保ったファイル形式)

はいはい、それでは構築していきましょうか。
(◯v◯;)

ネットワークオーディオを簡単に説明すると、CDをNASというネットワークハードディスク(サーバ)に入れて、タブレットとかで簡単に選曲したりするもの。
まあ、NASを使わずにパソコンを使ってもいいのだけど、NASのほうが便利で省エネだからね。

ネットワークオーディオの特徴は、
(1) CDなどの保管場所が不要になる
(2) 簡単操作で選曲ができる
(3) CDより高音質なハイレゾ(ハイレゾリューション音源)が聞ける
(4) どの部屋でも曲を楽しめる
(5) 曲をダウンロードできるのでいつでも買える
ってこと。

音質でいうと、CDは人間の可聴範囲である約20kHzまでの信号までしか収録されてないんだけど、ハイレゾ音源だとCDを遥かに上回る情報量を収録が可能。
CDと比べて96kHzでは2倍の細かさ、24bitは256倍の分解能となる。
そのため今まで聴こえなかった音や、楽器やボーカルの深い音色を豊かに表現でき、臨場感あふれるリアルなサウンドで楽しむ事ができる。

◯CDのフォーマット
44.1kHz/16bit

◯ハイレゾ音源
96kHz/24bit
192kHz/24bit

◯DSD(より高解像度なハイレゾ)
DSD/2.8MHz/1bit(SACD)
DSD/5.6MHz/1bit

ってことなんだけど、とはいえ、高音質なスーパーオーディオCD(SACD=DSD)とかDVDオーディオは普及しなかたったんだけどねぇ。(・∀・)
下手なSACDプレイヤーは最高級クラスのCDプレイヤー(CDトランスポーター+DAC)より音が悪かったし。

で、まずはネットワークオーディオプレイヤー。

LINNのフラッグシップ・ソースコンポーネントKLIMAX DS
LINNのフラッグシップ・ソースコンポーネントKLIMAX DS 2,310,000円
これまた高いものをチョイスしてきますね。
でも、これは操作性はいいけど、音質はたいしたこと無いらしい。

MarantzのNA-11S1
MarantzのNA-11S1 346,500円
マランツの60周年記念モデルで、同社の50万円のSuperAudioCDプレイヤーのSA-11S3と同じDACを搭載していて、音はLINNより良いらしい。

SFORZATO DST-01
SFORZATO DST-01 630,000円
これはかなりレアな製品で、相当なマニアでないと知らないメーカー。
音は良さそう。
外部マスタークロックジェネレーターとの接続もできて、端子も豊富。
この3つの中では一番いいかも!?

ちなみに、マスタークロックジェネレーターとは、例えば、
ESOTERIC G-01
ESOTERIC G-01 1,417,500円
のようなもので、デジタルオーディオのクロック回路の中でも最高の性能を追求したもの。
GPS信号を受信してより高精度にして、音質を向上させるとか。
うーん、やりすぎかな?(^_^;)

DAC(Digital to Analog Converter=デジタル-アナログ変換回路)も、
Grandioso D1
ESOTERIC D1 2,500,000円
のような化け物を使います。

アンプやスピーカー、電源も500万円以上もする超高級品クラスを使いますが、それでは金持ち自慢みたいなので、今回は割愛。

次にNASです。
これがボク自身、NASは少ししか使ったことが無かったのですが、これがどうも、けっこう厄介な代物だということがわかりました。

NASは極端な話、USBメモリや外付けHDDのような外部ストレージではなく、完全なコンピュータであり、サーバなわけです。
なので、ネットワークオーディオプレイヤーと接続したからって簡単に動くわけではありません。

例えば、NASでは利用できる拡張子が限定されたりするわけです。
パソコンからNASに入っているFLACファイルを再生する場合は問題なくても、ネットワークオーディオプレイヤーからはFLACファイルを認識しなかったり、認識しても再生されなかったりするそうで。

なので、NASでFLACという音楽ファイルの拡張子のデータを使いたいのであれば、FLACファイルに対応していることを確認して購入しないとダメなわけです。

つまり、ネットワークオーディオとUSBメモリではFLACを聞くことはできるけど、NASにいれたら他のWAVやMP3は聞けるけどFLAC聞けないとか意味不明なことが発生するわけです。

例えば規格でいうと、DLNA(Digital Living Network Alliance)Ver.1.5に対応が必須ですし、音楽だけでなく動画なども扱うのであれば、DTCP-IPはもちろん、最近の規格だと、DLNAによって著作権保護映像(主に、デジタル放送の録画番組)についての対応範囲を規定した規格「DLPA NAS Level3」に対応していないとマズイのです。

大事なことなので、まとめます。
・DLNA 1.5
・DTCP-IP
・DLPA NAS Level3
・FLAC対応(FLACファイルを使うのであれば)
が揃っているNASが望ましいということです。

ファームウェアも最新にしておいたほうが良いとか。

なので、その辺に売っている適当なNASを買ってきても動かないことがあるそうで、バッファローとかIO-DATAなどの有名どころのNASを使ったほうが安全みたい。

DLNAって、なにかB-CASカードのような匂いがするけど、気のせいかなぁ。

バッファローのNAS(リンクステーション)は公式には、DLNA1.5対応しているとは公表はしていないので注意が必要です。
FLACの再生はできるモデルがあるが、完全に利用できるかどうかは不明。
LS-WV4.0TL/R1などはFLAC再生は大丈夫っぽい。
バッファローのNASでFLACが使えるかどうかはサポートの説明書を見ないとわからないのです。o(`ω´*)o

IO-DATAでは公式にDLNA1.5対応しているとはWebサイトに書いてあります。
ただ、モノによってFLACの再生はできないモデルがあるそうで、FLACが完全に利用できるかどうかは不明。
HDL-ASシリーズなどはFLAC再生は大丈夫っぽい。
IO-DATAのNASでFLACが使えるかどうかはサポートの説明書を見ないとわからないのです。o(`ω´*)o
例えば、RECBOX(HVL-AVシリーズ)は、FLACファイルの再生には非対応です。

このメディア・ラボはモノ自慢、金持ち自慢ではなく、純粋に音質を追求したら高い商品が集まっちゃたという実験です!

まあ、ボク個人ではここまでオタクなことはしませんけどね。
超高級品のオーディオで聞く音楽よりも、ドライブするときにラジオで聞いた音楽のほうが心にしみる場合もありますし(笑)

まあ、オンキヨーのCR-N755ぐらいとかを使っていればいいような気はしますが。

というわけで、どうなることやら。

HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その4

QUIESPEC Fanless TX3000

HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その3で、一応完成して小康を保っていたHTPCですが「何もしていないのに壊れた」状態になったと、メディア・ラボ長から連絡が入りました。
\(^o^)/

まあ、何もしていないというのは誤りで「HDMIケーブルを抜いて差しただけ」とのこと。
ふむふむ、ケーブルを抜き差ししただけで壊れるとは、困ったコンピュータですね。

Windowsシステムの復元やドライバの再インストール、サウンドカードやメモリの挿し直しなど、ソフトウェア、ハードウェアの両方を触ってみましたが、いっこうに回復しません…。

そのとき「新世代のIntel Core i7 CPUを積んだPCならマザーボードのHDMIからHDの7.1ch出力ができるんじゃない?」という疑問が。
メディア・ラボには、第2世代Core i7のCPUを積んだWin7機が転がっています。
そのパソコンをAVアンプにつなげると音がちゃんとでた!

これまで使っていたHTPCは、
「CPUはあまり早くなくて良いので、Core2Duo」
としていましたが、これが仇になっていたという形ですね。
あのサウンドカードの苦労は何だったのだろうか?

とはいえ、BSハイビジョンなどのAAC 5.1chの再生は未確認なので、どうしましょうかね?ってことで。

とりあえず、新しいHTPCの核となるコンピュータを用意することになりました。
ファンレスの静音パソコンです。

QUIESPEC Fanless TX3000
○ 本体ケース QUIESPEC Fanless TX3000
○ マザーボード Intel DH77DF (Intel H77 Chipset/USB 3.0/SATA 6Gb/s)
○ プロセッサー Intel Core i7-3770T (2.50GHz/Cache8MB/QuadCore/HT/HD4000/45W)
○ メモリ 8GB DDR3/1600MHz PC3-12800 DIMM
○ 2.5インチSSD Intel 520 240GB (SATA 6Gb/s) 
○ OS Windows7 64bit Professional

第3世代Core i7で、省電力タイプのCPUを搭載しています。
もうすぐ、第4世代Core i7が登場するよってことですが、まあそれはそれで、発売されたらまた買うとのこと…。
贅沢はいかんよ。(◯v◯;)

まあ、新しくPowerDVD13 Ultraでも入れて様子をみましょうか。 
さて、次はネットワークオーディオへの挑戦です。

ホンモノがいいね!

ホンモノ

この写真は普段使っている、
ゼロハリバートン(Zero Halliburton)のアタッシェケース
マグライト
手錠
です。

ゼロハリバートンのケースは、アメリカ合衆国大統領が有事の際に使う、核兵器に関する重要機密事項が入った黒いブリーフケース(核のフットボール)の中身と同じ。

マグライトは、アメリカの警察やFBIなどの政府機関が使っているものと同じ。

手錠はアメリカ最大規模の銃器メーカー、スミス&ウエッソン(S&W)製で、各国の警察・FBI・軍に正式採用されているものと同じ。

アメリカ製ばかりになってしまいましたが、どれも世界各国で政府機関などで使われている実物です。
で、これを何に使うかって?

アタッシェケースは機密書類が入ったパソコンやタブレットを入れるのに使い、
手錠はこのアタッシェケースからやむなく離れる時に椅子や柱に固定するのに使ったり、新幹線の中で窃盗防止のために使います。
マグライトは防災、防犯用ですかね。

どれもホンモノだから「硬くて」「丈夫」なので、いいなぁという話です。

それと、
「モノを大事にしないヤツは、人も大事にしない。」
「モノに対していい加減なヤツは、人に対してもいい加減。」
「カネについても、またしかり。」
ということです。

それで、日本のドラマや某アイドルグループの選抜総選挙などでも、アルミ風のケース&手錠が使われることがあるのですが、これが両方共、ドン・キホーテで売っているようなパチモノで、笑えるわけです。

まあ、テレビなどの演出なので、突っ込みを入れるところではないのですが、ニセモノを使っていると恥ずかしいと思うのであります。
(・∀・)ニヤニヤ

ニセモノ

手錠を持っているからといって、犯罪に使ったり、変な趣味として使ったりはしてないので、あしからず。

カーインプレッション TOYOTA CROWN ハイブリッド&2.5L V6 ×アスリート&ロイヤル

TOYOTA CROWN

トヨタのクラウンといえば、中小企業の社長さんや部長さんから田舎のDQN(ヤンキー)、パトカーにまで使われる日本車の代名詞とも言えるクルマ。
トヨタといえば、カローラとクラウンがメジャーだったのだが、カローラセダンは実質的には死に絶え、プリウス勢が台頭してきた昨今では、クラウンが最後の昭和グルマとなるのかもしれない。

さて、新しいクラウンはエンジンが2.5Lの直列4気筒+モーターというハイブリッドが目玉というものの、実はシャーシのプラットフォーム自身は2003年に発売されたゼロクラウンことS180型からのキャリーオーバーで、10年以上前に設計されたものである。
とはいえ、スポット溶接やサスペンションのチューニングなどのおかげで、至る所ずいぶん進化はしている。

まず試乗したのは、ハイブリッドのロイヤル。
前述のとおり、2.5L 直列4気筒という一見チープなエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド心臓部は、実に今どきと言えば今どきで、価格も含めてかなり割り切っているとは思う。
実際この直4エンジン自身はかなり練られて設計されたもので、そう邪険にするエンジンでも無い。

高級車=多気筒エンジンという伝統やセオリーに縛られなったのは英断とも言えるが、欧州車では当たり前となったダウンサイジング・ターボエンジン(小排気量+過給器)やクリーンディーゼルを使わなかったのは、コストの問題であると共にトヨタならではの回答だと思った。

本気で環境や動力性能を考えるなら、ガソリン+モーターのハイブリッドではなく、クリーンディーゼル+過給器+モーターのハイブリッド(またはプラグインHV)にすればより良いのだろうが、そこまでは開発費が回らないのは当然だろうし、今のところ誰もそこまでは望んでいない。

この辺は、実にトヨタらしいマーケティングから成り立ったクルマであり「これくらいのパフォーマンスでこれくらいの価格なら、日本の主要クラウンユーザーは納得するだろう」という打算から導き出されたものだろう。

まあ、実際公道を走ってみると「通常の走行」では直4らしいノイズも気にならず、ハイブリッドならではのモーターのトルクも相まって、動力性能に不満を感じることはほとんど無い。
もっとも、ちょっとアクセルを踏み込むと、ノイズが無いとは言い切れず、ガサツな一面はある。

やはりモーターが使える低速域ではリニアだが、追い越しをするような加速ではアクセルの踏み込み量と加速量の違いに違和感を覚える。
これは無段階変速機の制御の熟成が足りないのだろうか。
また、ブレーキにも、初代プリウスに感じたような気持ち悪さがいまだに残っている。
電動パワーステアリングは確実に進化してダイレクト感が残っており、昔のようなゲームセンターのカーレースゲーム筐体のような不自然さは大幅に減った。

次に試乗したのは、2.5L V6エンジンのアスリート。
そこそこ足回りは固く、高級車の指標となるNVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)では、ハーシュネス(コツコツとした突き上げ)が気になった。
しかも、今回の試乗車はスタッドレスタイヤを履いていたので、ノーマルタイヤとなれば、さらにハーシュネスは気になるだろう。
この辺の処理は欧州車には到底及ばず、やはりサスペンション周りは安かろう悪かろうで、トヨタ車の域を超えていない。

2.5L V6のエンジンは、古典的であるも非常に素直で、直噴であるD-4の独特のノイズなどは多少気になるものの、よく回る優等生なエンジン。
このご時世、ハイブリッドでは無くともレギュラーガソリン仕様なのもありがたい。
ただ、こちらもパワーは必要十分ではあるが低速トルクが薄く、この重たいボディ対しては、最新のエンジンと比べると少し物足りない。
ブレーキのタッチは、ハイブリッドモデルとはうって変わって割りと自然なフィーリング。

エクステリアは良くも悪くもクラウンで、賛否両論のグリルも発表から時間が経って、実車を見てみるとそこまで悪くはない。
プラットフォームが変わらないこともあり、ボディサイズもほぼこれまで通り。
狭い日本の道を走るには、丁度良い車幅で、5.2mという最小回転半径とショートフロントオーバーハングのおかげで取り回しは楽。

インテリアは高級「感」はあるが、これまた良くも悪くもクラウン調。
高級感は高級とはイコールではない。

タッチパネルで操作するエアコン類は直感的に理解はできるものの、簡単にいえば「らくらくスマートフォン」。
文字が大きいのは致し方ないが、どこかチープなのだ。
細かいことを言えばその液晶に映るフォントであったり、挙動であったり、とかくチープなのだ。
ファブリックシートの品質は20年前のクラウンから進歩がまったく見られずがっかりした。
安物の本革シートを使うくらいなら、アルカンターラと本革のコンビシートぐらい用意して欲しいものだ。

8インチの大きなディスプレイを持つナビ・オーディオシステムはそれなりの出来で、次第点レベル。
ただ、BluetoothでiPhoneと容易に接続して曲を楽しんで使ったりできるのは、家電のようで面白い。
音質はオーディオ機器レベルでは無いが。

ナノイーという疑似科学を恥ずかしげもなく搭載するところは、やはり家電レベルで笑ってしまう。

日本車のセダン全般に言えるのだが、なぜトランクにノブが無く、いちいちリモコンや車内のボタンを使わなくてはいけないのだろう。
この使い勝手の悪さは今すぐ改善して欲しい。

今回のクラウンで一番感心したところは、意外にもトランクルームにダンパーが使われていることだった。
メルセデスやBMWでも昔はダンパーが当たり前に使われていたが、最近はコスト削減のためか欧州車においても、トランク容量を減らしてでもダンパーを使っていなかった。
ところが、クラウンはダンパーを使っていた。ここは評価したい。
とはいえ、超高級車であるロールスロイスも見えるところにダンパーを使っていなかったりするからどちらが良いかは一概に言えないかのしれないが。

総括としては「この値段で、この高級感と燃費、動力性能であれば、売れても仕方ない」と思った。
車の基本性能、インテリアの質感などはBMWやアウディには逆立ちしても勝てないが、クラウンは、本来、欧州車と競合するような車でも無い。

特にタクシーでの都内の利用では燃費性能が素晴らしく、聞くところによるとリッター12kmは走るらしく、月々ガソリン代が5万円も安くなったという個人タクシーの運転手さんもいた。
となると、年間60万円もの経費が削減できる。これは大きい。

いまあるトヨタの開発予算で、いま日本で売れる高級車を作りました、というのであれば、このクラウンは今のところ成功しているとは思う。
直列4気筒のハイブリッドも含めて。

このクルマ、モノとしては良くできていると思う。
車体サイズも予想よりは大きくないし、日本で乗るには大きなセダンとしては最適なサイズ。

恥ずかしいのは、やはりこの「CROWNという文字」と「王冠のエンブレム」だろうか。
この2つにこそクラウンらしいアイデンティティがこもっているのだろうけど、これは田舎臭い原因の最たるものだろう。

そういう方には「L」マークがついた、レクサスというブランドもあるよ、ってことなんだけど、初代セルシオのように「トヨタのマークだけで、グレード名のエンブレムも付け無い」、そういう潔さや謙虚さが足りない。
まあ、クラウンには謙虚さは求められていないのだろうけど。

という訳で、クラウンに乗ることに抵抗がない人には、オススメできる車ではある、とは思った。

IntelのSSD 530シリーズ ~ Amazonで買ったイイモノ

Intel SSD 520 240GB

最近はSSD(Solid State Drive)も少し安くなり、購入しやすくなった。
SSDはパソコンを速くする、最も確実な方法のひとつ。

従来のハードディスクではなく、メモリカードの容量が大きくなったような感じのもの。
ハードディスクのように回転体を使わないので、寿命も長く、故障の心配も少ない。
メモリの増設などよりは値段は高いが、その効果はバツグン。

デスクトップパソコン(液晶一体型は除く)を使っているのなら、120GBぐらいのSSDをメインドライブにして、残りのデータは1TBぐらいのHDDにいれるのがいいと思う。

もしノートパソコンを使っているのなら、普通セカンドHDDは積めないので、比較的大容量のSSDが欲しくなる。
ボクの場合は、最低でも240GBは欲しいところ。
ノートパソコンをSSD化すると、省電力なので利用時間が伸び、振動や衝撃に神経質になることもなくなるので、非常に使い勝手がいい。
一度SSDを使うと、HDDなんて遅くて使ってられない。

SSDの導入・スペック比較はこちら

パソコンの中でも最も重要なパーツなので、少し高価であっても、より信頼性の高い製品を選びたい。
となると、メーカーはIntelがオススメで、中でも最も高速で、保証期間も5年と長い530シリーズのSSDがオススメ。
2.5インチサイズなので、たいていのノートパソコン、デスクトップパソコンで利用できるし、SATA3(6Gb/s)に対応。
厚みも7mmと9.5mmに対応している。
データ引越しツールも無料で使えるので、便利なことこの上なし。

特に仕事でパソコンを使うなら、必須アイテムです。
イチオシです!

P.S.Intel SSD 530シリーズより低価格で省電力なIntel SSD 335シリーズでもいいと思います。
性能が少し落ちるのと、9.5mm厚なのと、保証が3年なのが気にならないのであれば、ね。
HDDよりは335シリーズのSSDのほうが何倍も速いわけですから。

Google Apps Standard Edition(無料版)が終了しました (>_<)

myname.com のように、自分の好きなドメインでGmailを始めとした便利な機能が使えるGoogle Apps
昔は50名(50アカウント)まで無料で使えたのだが、2011年5月10日からは10人(10アカウント)へと縮小した。

ところが、今月の2012年12月8日(土) 11:08に以下のようなメールが。
————————————————————
「Google Apps をご利用のお客様へのお知らせ」
Google Apps のサービス パッケージが一部変更となりますのでお知らせします。

続きを読む Google Apps Standard Edition(無料版)が終了しました (>_<)

2013年版 オススメのPC ~ 後悔の無いパソコン選び

タブレットやスマートフォンもいいけど、やっぱりパソコンが欲しいよ、と言われた時のお薦めPC。
最近、何人からかどういうパソコンを買えばいいのか相談を受けます。

それでは独断と偏見で、学生さんからPCが苦手がおじさん、パソコン初心者のマダムにまで、ほぼ万人にオススメのWindowsパソコンをご紹介しましょう。

まず、デスクトップパソコンを買う必要はありません。
いまのデスクトップパソコン(液晶一体型)は、簡単にいうとノートパソコンに大きな液晶がついただけのモデルで、百害あって一利なしです。
分解しづらいので万一故障した場合の修理費用も高額です。

液晶一体型デスクトップパソコンの頭脳となるCPUは、実はノートパソコンのものが使われています。
ノートパソコンのCPUはデスクトップ用に比べると性能は落ちますが、今のノートパソコン用CPUはホームページなどの閲覧はもちろん、ハイビジョン動画の編集まで問題なくこなすほどの高性能になっているので必要十分なのです。

Windows8がすでに登場していますが、パソコンとして使うならWindows7のほうが使いやすいです。
(Windows7 HomePremium 64bitでOK)

ちょっとパソコンに詳しい人になるとハードディスクではなくSSDを薦めてくるでしょうが、普通に使う分にはハードディスクでも良いです。
もちろんSSDは高速で高性能ですが、まだまだ高額で容量も小さいです。

あとはコストパフェーマンスが良く、故障しにくいパソコンを選びたいですね。
となると、ちょっとボクの好みが入りますが、ThinkPadしか選択肢はありません。

万一落下させても壊れにくい非常に頑丈な本体に、第3世代Core i5という最新の高性能なCPUを搭載し、4GBのメモリ、500GBのハードディスクを搭載したThinkpad E430がベストバランスです。
本体価格が44,000円と非常にお買い得。
長時間をしても目が疲れにくい、非光沢液晶を採用しているのも大きなポイントです。

14インチというちょうど良い大きさのLED液晶に、DVDドライブを内蔵しています。
USB3.0端子も標準搭載し、HDMI出力端子もついています。

レッドやブルーのボディも選べるので、女子にもピッタリ!

好みはありますが、国内メーカーのパソコンを買うメリットはあまり無いと思います。
日本のメーカー製パソコンでも中身は、海外の部品を使っていますし、Made in Japanと公表していないものは組立も海外生産です。

「やはり大きな画面とキーボードとマウスが無いと・・・」
それも心配無用です。ノートパソコンをそのまま使うわけではありません。(そのまま使ってもいいですが)


23インチぐらいの大きな外付けモニターも一緒に買って、HDMIケーブルで接続しましょう。
ノートパソコンとケーブル1本で接続できるので、マダムでも迷うことは無いでしょう。

キーボードマウスはロジクール製のものが使いやすくて高性能です。

ノートパソコンと大型モニター、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスがあれば、ほぼデスクトップパソコンと同等の感覚で使うことができます。

もし地デジやBSデジタルを見たい場合もUSB接続の地上・BS・CSデジタルチューナー を買えば簡単に対応できまし、ブルーレイの映画もUSB接続のポータブルブルーレイドライブが売っているので簡単に見ることができます。

もしハイビジョン動画の編集などをしたいのであれば、メモリを8GBに増やしておいたほうがいいですね。
普通に使うのであれば、メモリは4GBでも大丈夫でしょう。

最後に、ノートパソコンをオススメする最大の理由は、もし壊れた時に誰かにみてもらうのに運びやすいからです。

例えばパソコン工房などは全国91店舗もあるので、万一調子が悪くなったら、メーカー修理に出す前にここに持って行くとあっさり問題解決する場合もありますからね。

まあ、何か質問などあればボクも分かる範囲でお答えしますよ。
楽しいパソコンライフが送れたらいいですね。(^-^)b

防水パソコンケース ~ Amazonで買ったイイモノ

ボクは普段はノートパソコンをゼロハリバートンのPCケースという重たい鞄に入れて運んでいるが、バイクや自転車に乗るときはアタッシェケースは使えない。
そこでリュックサックの出番なんだけど、なかなか防水性バツグンのリュックは見当たらない。

という訳で、パソコンだけでも防水ケースに入れようと思った時に便利なのが、HAGLOFS(ホグロフス) LAPTOP DRYBAG 15」。

この防水パソコンケースにパソコン(タブレットでもいいよ!)を入れて、普通のリュックサックに入れれば、雨風にあたっても平気!
コストパフォーマンスもなかなか良いからオススメですよ!