演出が上手いアナゴ専門店 ~ 日本橋 玉ゐ 本店

演出が上手いアナゴ専門店 ~ 日本橋 玉ゐ 本店
演出が上手いアナゴ専門店 ~ 日本橋 玉ゐ 本店
演出が上手いアナゴ専門店 ~ 日本橋 玉ゐ 本店
演出が上手いアナゴ専門店 ~ 日本橋 玉ゐ 本店

東京に遊びに来た友人に「何食べたい?」と聞いたら「あなご」という答えが返ってきた。
「なるほど、あなごは江戸前っぽいからいいよね」ということで、あなごが美味しいというお店を探すことに。
あなごが美味しい店っていうのは、パッとは思いつかないのだけど、以前、日本橋にあなご専門店があると聞いていて「玉ゐ 本店」に行くことにしました。

伺ったのは、日曜のお昼。
前日から「玉ゐ 本店」で食べる予定にしていたので、11時半のオープンほぼ同時に行ったのだけどなんと店の前には行列が。
これは予想外でした。結構人気のあるお店だったんですね。
並んでいる時に知ったのだけど、ミシュランガイド東京2015のビブグルマンにも選ばれているそう。

並ぶ際は、店の前に置いてある順番待ちの紙に名前を記入して待ちます。
ファミレスのようです。
玄関前には温かいお茶のポットとカップが置いてあるので、寒い日にはありがたいですね。

オープンと同時には入れず、2周目の最後尾ギリギリで入店できました。
カウンター席に通されます。

お店はかなり古い建物で歴史を感じました。

が、後から調べてみると、「昭和28年建築の酒屋」を改装した建物で、店は2005年にオープンしているとのこと。
ん?老舗店ではないのか。
単純計算では52年もサバを読んでいる気がする…。

気を取り直して、料理のほうのレビューに移ります。
今回は目一杯あなごが食べたいということなので「中箱会席 5,550円」を頼みました。

アナゴは夏が旬ということですが、あまり気にしないことにしましょう。
こちらのアナゴは国内の天然ものにこだわっているということです。
が、ウナギと違って養殖のアナゴはあまり聞いたことがようにも思います…。

まず出てきたのは、前菜とマグロやサバの刺し身、あなごの稚魚のポン酢あえ。
刺し身はまあまあのレベルですが「なんでアナゴ専門店でマグロの刺し身が出てくるの?」と思いました。
稚魚(のれそれ)は、ツルっとして美味しいです。

次に出てきたのは、アナゴの白焼き。
わさびや柚子胡椒をつけて食べます。
アナゴはあまり脂が乗っていないのでさっぱりとしています。
わさびよりは柚子胡椒のほうがいいかな?

お次は、串揚げ。
これも刺し身同様「ここで串揚げとくるかあ…」と思ってしまいました。

熱々に揚がっていてサクッとした食感は良いのだけど、アナゴの風味がないかなあ。
塩とレモンは合っているのだけど…。

メインのお重は、煮穴子と焼きアナゴどちらか選べるのですが、ハーフ&ハーフでお願いすることもできます。
アナゴは柔らかいですが、少し骨が気になります。
煮穴子のほうは柔らかすぎなので、焼き穴子のようがバランスが良いですね。
けど、ちょっとタレが甘すぎでクドイです。

お重を2/3食べたところで、ひつまぶしのように、穴子の骨でとった出汁をかけて食べます。
出汁が美味しいわけではないので、感動はありませんでした。

最後に出てきた抹茶風味のわらび餅のデザートも普通です。

このお店は演出が上手いですね。
玉ゐって名前も歴史を感じさせる「ような」ネーミングです。
江戸「っぽさ」も感じます。
すべて演出で「ホンモノ」では無いように思います。
まあ、老舗っぽいサービスや心配りはよかったです。

穴子は元々、ウナギの劣化版というかずいぶんランク下なイメージがありますが、この店はそのレッテルを払拭できていないですね。
「やっぱりウナギのほうが美味しいね」となってしまいますし、事実、老舗のうなぎ屋へ4,000円ぐらいのうな重を食べに行ったほうが満足感が高いです。

穴子が好きで、期待が大きかっただけに残念でした。
リピはありません。(>_<)

玉ゐ 本店

昼総合点★★★☆☆ 3.1

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現代の関所的名所の温泉たまご ~ 平湯温泉 つるや商店

現代の関所的名所の温泉たまご ~ 平湯温泉 つるや商店
現代の関所的名所の温泉たまご ~ 平湯温泉 つるや商店

奥飛騨温泉郷にある平湯温泉に行ったり、長野県の松本から飛騨方面に抜ける安房トンネルを使うときは必ず寄らなければならない名所なお店、それが「つるや商店」。
このお店がやっているときは、関所のごとく訪れる必要があります。

つるや商店は、雑貨屋というか酒屋のような、土産物も売っているお店です。
少しコンビニに近い働きもしているようにも思います。

初めて行く人には、ちょっと分かりにくい場所ですが、Googleストリートビューでも確認できます。

で、そこで売っている温泉卵がちょっと有名。
ここの温泉たまごは「反対タマゴ」と言って、黄身が固くて、白身が柔らかいのです。
そして少し硫黄の匂いがする。
値段は50円(税込)。

お店の奥のレジで店員さんにお金を払うと、熱いの温泉に躊躇なく手をつっこんでタマゴをくれます。
(熱くないのかな?)

タマゴが苦手でないなら、2~3個ならペロリと食べられますね。

少し残念なのが、置いてある塩がマズイ食塩なこと。
塩に旨みがなく、塩っからいだけ。

美味しい塩かマヨネーズをかけたらもっと美味いんだろーなぁ。
ということで、今回も岩塩を持参しました。

少し温泉の匂いがついていて、とても美味しいですね。
お持ち帰りは推奨されていないので、こちらで食べていくのがいいです。

ドライブやツーリングのときは是非どうぞ!とオススメしたいですね。
リピあり。(^^)

つるや商店

昼総合点★★★★ 4.1

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