デジタルビデオカメラを使ってみる

Canon iVIS HF G20

スマートフォンなどでハイビジョンクオリティの動画が手軽に撮れるようになって、少しムービーに興味が湧いてきた。
で、気がついたら「Canon iVIS HF G20」がうちにきてました。

最近では、スマートフォンでも4Kに対応しているモデルもあるし、またムービーの世界ではデジタル一眼カメラ/ミラーレス一眼で映画などが撮られることもあって、デジタルビデオカメラの存在価値っていうのがだんだん薄れてきている。
とは言うものの、持ちやすさや扱いやすさは、やはり専用のビデオカメラに一日の長がある。

まあ、スマートフォンなんかは、4Kとかいってもやはりレンズとセンサーが小さいのでオモチャみたいなものだし、一眼レフはレンズもセンサーも大きくて、そりゃプロの人とかレンズをたくさん持っている人には良さそうなんだけど、実は自分はあまりカメラが好きでないというか、AV機器ほど詳しくはないので、まあ、こういうデジタルビデオカメラもいいかなって。

フルハイビジョン・フルHDって、1,920×1,080ピクセル=2,073,600画素=207万画素でしょう?
で、この「Canon iVIS HF G20」ってCMOSセンサーが207万画素なんですよ。
最近だと、スマートフォンでさえ1,000万画素ぐらいが普通なのに、たったの207万画素。

理由は、
“フルハイビジョン映像と同様の画素数で撮影するためリサイズ処理が必要なく、解像度の低下がほとんどない、輪郭のくっきりした映像を実現しています。”
とのこと。
なんか、すごい。
ちゃんと考えられている!

うーん、カメラの画素数って多ければ多いほどいいと思っているとちょっと違うようだ。
画像の綺麗さは、画素数だけでなく、CCDとCMOS撮像素子の大きさやレンズの大きさ、映像処理エンジンとかいろいろ要素がからんでくるからねえ。

ちなみに4K(UHDTV/2160p)だと、3,840×2,160ピクセル=8,294,400画素=829万画素。
スーパーハイビジョン8K(UHD/4320p)は、7,680×4,320ピクセル=33,177,600画素=3,317万画素。

4Kは、2014年時点では本放送も始まってないし、カメラもディスプレイも少ないし、ちょっとオーバークオリティかな。
だったら、フルHDで適度なクオリティのカメラを用意したほうが良いような気がする。
もっとも、新しくでるかもと言われている Canon iVIS HF G30? などのニューモデルは、60pに対応したりとか性能は良いのでしょうけど。

Canon iVIS HF G20は値段もこなれてきたし、自分にはなかなか良いチョイスのような気がする。
そして、レンズフードがなんかプロっぽい。
本体内蔵メモリは32GB入ってて、SDカードスロットは2つついてる。
内蔵メモリは少し少ないかなって気もするけど、32GBのClass10のSDカードが1,200円ぐらいで買えるから、いくつか予備をもっていればいいかな。
パソコンなどに転送するのもSDカードのほうがラクだし。

で、先日、ちょっと草津温泉に行ってきたので、テスト撮影してみました。

それにしても、デジタルスチルカメラも奥が深いと思うけど、ムービーは相当難しいなあ。
撮るのもテクニックがいるし、編集にもテクニックがいる。
あとセンスね。

少しずつ、練習してみましょうか。